申し訳ございませんでした編 ページ5
「「キャッキャ!」」
あなたとアンジェリーナさんが呑気にはしゃぎながら会社を出たところで
『スイマセンでしたっ!!』
あなたとアンジェリーナさんの姿を見た比与太は、勢い余って元気よく大きな声でそう叫びながら頭を下げました。
アンジェリーナ「・・・えっ?A?またなんかしたの?比与太。」
「は?謝ることいっぱいで、今のがなんに対しての『スイマセンでした』なのかわっかんない」
アンジェリーナ「たはっ!(笑)」
「「キャハハハハ!!」」
誠心誠意謝っている比与太の前で、あなたとアンジェリーナは楽しそうに笑っています。
比与太「あっ・・・あのっ・・・」
戸惑っている比与太の近くに、今度はアンジェリーナさんの彼がやって来ました。
彼「アンジェリーナ〜!」
アンジェリーナ「あ!彼来た♪じゃあね〜A〜!」
「うん、じゃあね〜」
比与太「あっ!ちょっ!」
あらあら、アンジェリーナさん
さっさと帰っちゃいましたよ?
良いの?比与太〜?
比与太「っ!?」
「比与太?」
比与太は遠ざかっていくアンジェリーナに向かって叫びました。
比与太「アンジェリーナちゃーんっ!!」
アンジェリーナ「キャッキャ♪……ん?」
彼「呼んでるよ?彼」
アンジェリーナ「えっ?」
アンジェリーナさんが振り向くと、比与太が切実そうな顔でこっちに向かって言いました。
比与太「本当にっ・・・スイマセンでしたっ!」
比与太は昔の折りたたみ携帯のように、ペコリと頭を下げていました
彼「彼、どうしたの?アンジェリーナ」
アンジェリーナ「うん。ちょっとね(笑)」
そして比与太は顔を上げると、アンジェリーナさんに向かってこう言いました。
比与太「俺っ!アンジェリーナちゃんの大事な親友のAちゃんがっ!すっごい好きだからっ!
だからっ!ちゃんと大事にするからっ!」
「ちょっ!何言ってんのよっ!?」
アンジェリーナ「ふふっ(笑)」
彼「彼も、彼女のこと心から大切なんだね」
アンジェリーナ「うん(笑)そうだね」
少しはなれた場所に居るアンジェリーナたち
比与太の事を微笑ましく見守っています。
比与太「だからっ!・・・スミマセンでしたっ!!」
「比与太っ!?」
彼「彼、どうしてアンジェリーナに謝ってるの?」
アンジェリーナ「ん?私がAの親友だからじゃない?」
彼「そうなの?」
アンジェリーナ「多分ね♪」
状況が理解できていない彼と
比与太の気持ちを全て理解したアンジェリーナ
比与太の気持ちは本物だと
アンジェリーナも少し安心していました。
アンジェリーナ「比与太ーっ!Aのことーっ!よろしくねーっ!
さてっ!行こっか♪」
彼「うん(笑)」
遠ざかっていくアンジェリーナの後ろ姿に
比与太はずっと頭を下げ続けていました。
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裕(プロフ) - けいこさん» 今立ち上げました♪良かったら読んでくださいね(^-^) (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - marisさん» プレッシャーwありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんごさん» 嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» また次章でも可愛がってやってください♪ありがとうございます! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ありがとうございます♪次章もよろしくお願い致します! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月16日 2時