後悔先に立たず編1 ページ1
比与太「はぁ〜〜〜・・・」
兄「っふ(笑)今度はどした?」
Aさんのお友達との過去を、今更ながらに後悔している比与太
泣いても笑っても、どんなにどん底まで落ち込んだとしても
その事は事実で、変えようのない事なのです。
″なんて事しちゃったんだろ″
今はそう思えるけれど
その時の比与太は、それが日常だったんですもんね〜。
比与太「俺っ・・・いやっ、なんでもないっす」
兄「なんだよ?話してみ?」
比与太「っ・・・いやいやっ!大丈夫す」
兄「ふぅ〜ん。・・・会社で話せなかったら、うち来るか?」
比与太「先輩・・・あ、その・・・」
流石に躊躇われますよね〜。
兄「分かった。ナユカも呼ぶから。ん?」
比与太「はい・・・」
Aさんを真剣に想う比与太のことを応援してくれているお兄さんに
その誘いを断ることも出来なかった比与太
今日はあなたを送ったあとにお兄さんの家にいく約束をしました。
*
その日の夜
比与太はAさんのお兄さんの部屋で、お酒を飲みながら『あの話し』を相談しました。
比与太「なんていうか・・・最低です、俺。」
兄「なるほどな。世間は狭いな」
Aさんと比与太の出逢いの出来事は伏せ
お友達との事を搔い摘まんで話した比与太
お兄さんの隣に座っているナユカさんも
少し驚いている様子。
ナユカ「Aちゃんの立場からしたら、やっぱり複雑よね……。
いくら出逢う前とはいえ……お友達と、じゃあね」
比与太「・・・はい」
しかしお兄さん、それにはあまり動揺していないようで・・・
兄「でも、Aと出逢う前だろ?関係なくね?
Aには悪いけどさぁ、その友達、俺も何度か見たことあるけど〜
爆乳だしな!」
おいおい。このバカ兄妹が。
ナユカ「爆乳なの?ん〜そうか、爆乳か〜」
彼女までバカか。
兄「やっちゃったもんはしょうがねぇよな。
お互い割りきっての事だし。
大事なのは比与太の今の気持ちだろ?」
比与太「先輩・・・」
ナユカ「そうね。
Aちゃんと付き合ってるときに爆乳と遊んだって訳じゃないんだしね」←言い方。
兄「それに、今後はもうそんなこと一生しねぇもんなぁ?」
比与太「はいっ!勿論ですっ!」
兄「それと……その事をちゃんと悩んでること自体
Aと出逢う前の比与太じゃ考えられなかったわけだろ?
……成長してるよ、おまえ」
比与太「っ・・・」
怒られるとばかり思っていたのに
優しくされて、比与太は泣きました。
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裕(プロフ) - けいこさん» 今立ち上げました♪良かったら読んでくださいね(^-^) (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - marisさん» プレッシャーwありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - りんごさん» 嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - alexisさん» また次章でも可愛がってやってください♪ありがとうございます! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - みぃなさん» ありがとうございます♪次章もよろしくお願い致します! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:裕 | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時:2020年2月16日 2時