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甘い時間が欲しい編1 ページ38

「ふふふーっ♪

楽しかったね!比与太っ!」


比与太の昔の話を皆でワイワイ聞きながらお昼も頂き

まだまだルミさんのお家にいたいところを

″どうしても″という比与太の泣きのお願いで

仕方がなく帰ることにしました。


帰りの車中

比与太はゲッソリ、Aさんはニコニコ


比与太「Aちゃん・・・。

今日もうちに来てくれるよね?(泣)」


もはやコテンパンにされた比与太は

ゼロに近い気力でAさんにそう言いました。


「うん、良いけど。今日は早く帰るよ」

比与太「えっ!?なんで!?もっと一緒にいたいのに!」

「だって明日からまた会社だもん。

漫画も読みたいし」

それか。


比与太「分かった・・・。じゃあ今日は早めに送るね」

「うん」


比与太はAさんと恋人になれて、正直浮かれていました。


大好きな人が自分の恋人になる

そして

愛を求め合うことも出来る


そんな甘いAさんとの時間を夢みていたのですが

現実は、色んな意味で甘くは無かったのでした。


そのうち車は比与太のマンションへ到着


二人は比与太の部屋へと入りました。


比与太「Aちゃん?夕飯は食べていくでしょ?」

「うんっ」


キッチンで手を洗いながらAさんに尋ねれば

やはり返事はYESでした。


比与太は冷蔵庫を覗き込んで、今夜のメニューを考えています。

すると、いつの間にかAさんも比与太の隣で冷蔵庫を覗いています。


「比与太ー?今日は軽くで良いよ?ご飯」

比与太「えっ?あんまり食欲無いの?」

「お昼ご馳走いっぱい食べちゃったし、後はお風呂入って寝るだけだからそんなに食べないことにする」

比与太「あぁ・・・うん」


Aさんからの言葉に、まだまだ離れたくない気持ちが湧き上がります。


「お野菜だけでも良いよ?」

比与太「じゃあ、スープにでもしようか?」

「うん。あ、お茶もらっても良い?」

比与太「うん」


Aさんは冷蔵庫からお茶を取り出すと、食器棚からコップをとりだし

シンクの横の調理台でお茶を注いでいます。


その後ろ姿を見つめていた比与太


愛しさがもうどうにもならずに

Aさんのお腹へと手を回し、後ろから抱きしめました。


「おっと!比与太っ!」


お茶を少し零してしまったAさん

いきなり抱きついてきた比与太に、いつものように怒ろうとしました。

けれど、それは直ぐに比与太の言葉を聞いて

呑み込まれました。

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(プロフ) - けいこさん» 今立ち上げました♪良かったら読んでくださいね(^-^) (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - marisさん» プレッシャーwありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - りんごさん» 嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - alexisさん» また次章でも可愛がってやってください♪ありがとうございます! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みぃなさん» ありがとうございます♪次章もよろしくお願い致します! (2020年3月30日 13時) (レス) id: 266230131b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/  
作成日時:2020年2月16日 2時

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