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「今日、練習室に来て

できるだけ
スタッフさんみたいな格好で来てほしい」







『分かりました』







「ジミンと2人になれそうな時間作るから
その時になにか話してみてよ」







『頑張ります…

なんか申し訳ないですし
差し入れ持っていってもいいですか?』







「気遣わなくてもいいのに…
ありがとう、みんなも喜ぶよ」



















気なんて遣ってない





ただジミンに私の作ったものを食べて
なんでもいいから思い出してもらいたいだけ









ジミンの好きだった
私の手作りのケーキにクッキーにマフィン






全部作って持っていく



















本当に最後になるかもしれないから



悔いが残らないようにしたいんだ








◇→←◇



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作者名:水野 | 作成日時:2021年4月30日 22時

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