検索窓
今日:27 hit、昨日:26 hit、合計:74,920 hit

ページ3











テヒョンさんの声色から
本気でジミンを心配してくれてるのが伝わる









『……分かりました

でも目が覚めて安全が確認できたら
私にも連絡してください。




…………それだけはお願いします。』









「うん、分かった……ごめんね」








『テヒョンさんは悪くありません
……謝らないでください』









こんな風に冷静を装っているけど

本当は涙を堪えるのと怒りを堪えるのに必死だった









だって私、彼女なのに……






こんなに大変な時に何も出来ないなんて…









「じゃあ、また連絡するね」







『……はい』



















「っ……なんで…なんで…」









もしこのまま目が覚めなかったら



もう二度と会えなくなったら








そう考えるともっと涙が出てきた









その時ふと頭の中に浮かんだ









“Aの笑顔が世界で1番好きだよ

俺、Aを笑顔にさせるために生きたい”









同棲し始めたその日に

ジミンがボソッと呟いた言葉









そうだよね




ジミンが帰ってきた時に笑顔でいなきゃ









ジミンは絶対に戻ってくる









涙がほんの少しだけ乾いた気がした






◇→←◇



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (155 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
341人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジミン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:水野 | 作成日時:2021年4月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。