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私がそういえば









また顔をくしゃっと縮めて



今度は涙を流し始めた









「……そう、だよね
怒ってるよね、許せないよね…









あはは、ごめんなさい
俺病室間違えてたみたいです……笑」









『そうですか、
気にしないでください大丈夫ですよ』








「本当にすみません笑


お詫びと言ってはあれですけど……これ、どうぞ」









そう言って私に手渡したのは

持っていた花束









『いや、悪いですよ…!』





「貰ってください笑



じゃあ俺行きますね、 さようなら 」









勿忘草なんて久々に見たな



花束に勿忘草って変わってる人だな









『あ、あの!





ありがとうございます、花束。



嬉しいです』









「っ……よかったです」









パタン








ドアが閉まった









あの人は最後まで悲しそうな顔をしていた









勿忘草の花言葉は



「私を忘れないで」









あの人にそう言われてるみたいで




少し嬉しかった









まあ、そんな事あるわけないけど









◆JM→←◆



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作者名:水野 | 作成日時:2021年4月30日 22時

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