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鈴「考えっていうのが…」





鈴「俺らが心配だからって周りに居ると逆に相手は逆上してくるはず。だからここはA。」

『え、なに?』

鈴「とりあえず1人で行動しとけ。」

浅「1人にしちゃうの?え、でも1人にしちゃったら…危なくない?」

『いや、私は大丈夫…だけど。』

鈴「普通にしてて大丈夫。俺らもいつも通りにする」





あの…全然…達兄の考えがわかんない。いつも通り?
私が受け身でいたらいいのかな?





鈴「んで、そいつらに物取らせとけ。」

『取らせていいの?』

鈴「大丈夫。ちゃんと戻ってくるから。」

浅「待って。Aは大丈夫なの?」

『私は大丈夫。やり返したくてうずうずしてる。』

浅「兄ちゃんAが強い子でびっくりしてる。」

木「ははは!流石だねA。」





良平兄さんだけニコニコって癒し成分ばら撒いてる。





木「でもこういう事を誰にも言わずに1人でどうにかするのは強いって言わないからな?強がりだから。」

『はい。すいませんでした。』





前言撤回。普通に鬼のように怖いです。今の顔見る?
ご想像下さい。あの木村良平の顔に般若。に、笑み。
ゲロ怖いっす。ゲロ吐くかと思うくらい背筋強ばる。





鈴「んでだ。」

『あ、うん。』

木「変なこと考えてただろ?詳しく言うと俺の事」

『考えてません。大丈夫です。達兄続きよろしく。』

鈴「おう。で、取らせたら自分で取り返してこい」

『それって待ってなきゃ行けないの?』

鈴「次はー…明日だろ?明日は俺居るから合図出すわ。」

浅「え、達いるのにその人達取っちゃうの?」

『実際ほかの共演者いる時にバックに付けてたキーホルダー取られた。』

浅「あ、だから無かったのか…ごめん…」

『もうしんた謝るの煩い。大丈夫だから。』

浅「ごめんなさいぃ…」

『しんたさんお静かにお願いします。なんなら向こうのお部屋にどうぞ。』

浅「うぅ…」

木鈴「強いな…」

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作者名:たるち | 作成日時:2020年11月13日 2時

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