まったり２ ページ10
Gray Side
きっしょ。って言われてんのを無視してソファを広げる。ソファベッドで良かった。
で、誰がベッドで寝るんって聞いたら二人とも手を上げた。
「俺一人やないと寝られへんからベッドがいい」
「俺成長期やからベッドがいい」
「……私床で寝るからどっちか勝手にソファ使って」
しょーもないことに巻き込まれるんは嫌やから、
さっさとソファの横に転ぶ。
「Aとすばるでソファで寝たらええやん、久々に」
「いや久々にって何」
「電気切るでー？」
結局じゃんけん負けたすばさんがソファに転んだ。
ブランケットしかないけどええやろ。小さいし。
おやすみーって電気切ってさっきの場所に転がれば、
「嘘やって、こっち来い」
ふ、って笑って小声で腕を引っ張られた。
素直に布団に入れば子供にするみたいにトントンしてくれる。
「おつかれさま」
「……ん、おつかれえ」
「おやすみ」
心地いいリズム。目を閉じた。
「＿＿＿る、すばる！A！」
「んえ、なに、」
目を閉じた瞬間に聞こえるヨコさんの声。
え、……もう朝？さっき目え閉じたばっかやのに？
起きてすぐやから視界もぼやけてヨコさんの顔が見づらい。
「起きろ！12時や！！」
「は、嘘！？」
「ほんまや！とりあえず起きて準備せえ！」
今日13時集合やぞ！って言われてやっと焦りだす。
やばいやばい、顔洗ってこな！って急げば床に転がっとったケータイに躓く。
「……やっば」
電源落としてんの忘れてた。
洗面台行って歯磨きしながら電源入れれば、
まだマネージャーからの不在は入ってなくて一安心。
洗顔も終わらせて、鏡の自分を見る。
意外にも目は腫れてない。よし。
パンっと思いっきりほっぺを叩いて気合いを入れる。
＿＿＿＿笑え。
自分に言い聞かせてリビングに戻れば、まだすばさんはソファで丸くなってて。
「おっちゃんまだ起きてへんの？」
「起きひん、ちょ、A頼むわ。」
俺も準備してくる、ってバタバタ洗面台に向かう背中を見送っておっちゃんに近付く。
「おっちゃん起きて」
「……ん」
「すばさーん」
「……ん」
「すばる」
ぱち、と開く大きい目。確信犯。
「遅刻すんで、起きて」
「……もっかい言うて？」
「すばる」
「へへ、……おはよ」
ふにゃふにゃ。
もう少し見てたいけどマネージャーから電話きたから、また寝そうなおっちゃん叩き起して準備させた。
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れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
