酔っ払いしかいない ページ48
Gray Side
みんなと合流して10分くらいで私の周りに集まるお酒たち。
「なんなん、酔わせたいの？」
「あわよくば酔わせたい」
「酔っ払ったAを見たい」
さっき散々見たんちゃうんかい。
膝の上に座る亮ちゃんの腰をそっと撫でたら、
艶めかしい声が聞こえて笑った。
「ん、くすぐったいぃ、！」
「そんな声出さんといて、変な気分なる(笑)」
「やあ、手やめて」
「ほなちょっとどいて(笑)」
直にお腹を撫でたら転がりながら逃げていった。
「逃げ方やっば(笑)」
「Aお酒溜まってんでー！」
「えええ酔うてほんま」
大倉に煽られながらまたビールを飲み干す。
どっから出てくんねんこんなに。
ぐるりと部屋を見れば隅の方で信ちゃんとすばさんが飲んどって。
煽り地獄から抜け出そうと二人に近付いた。
「なあにしてんの」
「うわ、めんどくさいのきた」
「お前酒くさい」
「いや二人もだいぶ酒くさいで」
信ちゃんの膝の上に座ればすばさんもその上に座ってきて、
私たちをまとめて後ろからホールドした。
「うわー！動かれへんー！」
「ゴリラやー！ゴリラの馬鹿力やー！」
「誰がゴリラや噛んだろか！！」
「痛い痛いそれ私の肩！！ゴリラ言うたんおっちゃんや！！」
「俺のために犠牲になって！！」
「ふざけ、ァァアア痛い痛い痛い兄ちゃあああん！！！」
酔って加減が分からず本気で右肩噛んでくるから、
つまみを取りに来た兄ちゃんに大声で助けを求める。
ぽーっとお酒のせいで赤くなった頬がなんとも色っぽい。
けど今そんなんいじってる余裕ないねん、
動いて兄ちゃん。肩が砕けちゃう。
「兄ちゃん助けてええ！！」
「……なにしてんのお前ら」
「くわれる、っだ！力入れんな！やめて！！」
「ヨコ！頼む！！助けたってくれ！！俺動かれへんねん！！お願い！！！」
四人は何してんねんって思ったらあっちはあっちで盛り上がって飲み比べしてるし。
あー、明日絶対内出血してるわーなんて冷静に考えとったら。
「……」
「「！？！？」」
「……いだだだだ、何してんねん！！！」
横山さん、村上さんの肩に噛みつきました。
私とすばさんポカーン。たぶん顔にある全部の穴開いてるわ今。
そのおかげで腕の力が緩んだ隙にすばさんと逃げる。
「おま、肩大丈夫か！？」
「痛い痛いめっちゃ痛い見てこれ」
シャツをずらして確認すれば。
……うわあ歯医者さんもびっくりするような歯型ですこと。
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れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
