宴会４ ページ42
Blue Side
「でぶ」
Aが大倉に発したその一言で、マルがめっちゃビクッとしとって。
なんかそれがめっちゃ面白くて爆笑する。
「背後から日本刀飛んできた今……」
なんて呆然とするから、Aに見せたろ思うて急いで呼んだ。
「ちょ、A！マルが！！(笑)」
「ええ？どしたんー？」
トイレに立った亮と入れ違いにAが座って、
マルの顔みた瞬間、爆笑。
「なん、すんっごい顔してんで！？(笑)」
「背後から日本刀で貫かれてん……」
「誰や私のマルちゃんにそんなんしたの！！」
「お前や！！(笑)」
軽く頭を叩いたら、え？私？ってきょとんとする。
「今Aが言うたやろ、大倉に(笑)」
「……何言うたっけ？でぶ？」
「それええええ！！！」
「え、ごめん！(笑)」
……そう謝るけどマルの肩にしがみついて笑っとるし、なんか俺も涙出てきた。
「あああ、あかん、涙出てきたあ(笑)」
「やばい！章ちゃんが泣いた！！(笑)」
「マルもある意味泣いてんで、涙こそ出てへんけど」
さらりと言う渋やんの言葉にまた涙が出てくる。
亮も笑いながら戻ってきた。
「大丈夫！マルちゃんはでぶちゃうよ！？」
「でも気抜いたらすぐ太るけどな(笑)」
「にしきどおおお言うたあかんんんん」
「お前それが一番あかんわ！(笑)」
いつもよりテンション高いみんなが面白くて、
しんどくなって寝っ転がって笑った。
「マルちゃんはな！でぶちゃうから！！」
「じゃあなに？俺なにになる？」
「で……ふくよか！ふくよか！！」
「今でぶって言いかけたやろ。
二文字中一文字聞こえててんで」
「やっぱそうやんなあ？言うたよなあ？」
「言うてない！言うてないよ！
もう亮ちゃんいらんこと言わんといて！(笑)」
三人の声を聞きながら目を瞑る。
大倉に隣から話しかけられて体を起こした。
「ヤスう、刺身食べよー？」
「大倉まだ食べる気なん……？(笑)」
「お前またAに言われんで」
「マルの刺し傷増えるだけやねんからやめとけ」
村上くんがそんなん言うてくるからまた笑う。
ちらりとマルを見ればもうすっかり笑顔になっとって。
俺の視線に気付いたAが、後ろから巻きついてきた。
「章ちゃんお酒はー？頼もか？」
「んーそやなあ、ワイン頼んでくれるー？」
「わかったあ！」
「ありがとう〜」
そう言うて笑顔で部屋を出ていくA。
……ここに呼び出すボタンあるんやけどなあ。
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れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
