おめでとう４ ページ36
Gray Side
前回同様、ラストキスのカット編集を終わらせてケータイを開けば三十分前に信ちゃんから連絡がきてた。
しんご終わった
時計は20時半を指すところだった。急いで返信する。
Aごめん今終わった!
もう行った?
すぐにつく既読。返事が来るまでに荷物をまとめた。
キャラごめん。今ついた
Aおっけ!すぐ向かう!
キャラあい
スタッフさんに挨拶して急いで出る。
途中ちょっと寄り道して、また車を走らせた。
「……もしもし、ごめん今ついた！」
『おー、迎え行くわ』
裕ちんに電話したのに、迎えにきたのは章ちゃんで。
「おつかれー、どしたんそれ(笑)」
「歌いながら渡したげよ思うて(笑)」
「男前やなあ(笑)」
右手に持ったプレゼントを見て笑う章ちゃんと一緒に店内へ入る。
一番奥の個室なのに、出入り口まで笑い声が聞こえてきた。
「うるさいなあ(笑)」
「みんな結構できあがってんで〜」
思いっきりバーンと戸を開けて歌う。
「愛をこめて花束をー！！」
「うわー！」
一直線にマルちゃんに向かって歩いて花束渡せば、
真っ赤な顔で喜んでくれる。
「遅いでー！」
「ごめん、お待たせー」
「生ひとつー！！」
なんでこんな酔ってんねん。何時から飲んでんの。
声のボリューム調節できてへんし。
「Aー！こっちおいでー！！」
「亮ちゃん声大きいわ(笑)」
言われた通りに亮ちゃんの隣に座れば、
ぴったりくっついてくる亮ちゃん。
「……なんでこんな酔ってんの？
終わってすぐから飲んでたん？」
「さっきAがcode歌ってくれたのが嬉しかったんやんなあ〜」
「イントロで分かってくれたんが嬉しかってんなあ〜」
「惚れ直したんやんなあ〜」
「もおお、全部言わんでええやん！！」
ふわふわした四人を見てほのぼのする。
いやでも何時から飲んでんねん。
そう聞こうと三馬鹿を見れば私の首元を凝視するすばさん。
「……えっ ち」
「は、なに色気づいてんねん」
「なによ」
別に、って目を逸らして酒を飲む。
私のビールがきたタイミングで乾杯。
「「かんぱーい！！」」
「いや声大きいて」
「Aおめでとうー！」
「マルちゃんおめでとうー！」
……なんかもう、なんでもええわ(笑)
「ありがとー！！」
楽しそうなマルちゃん見て、そう思った。
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れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
