スタジオ２ ページ31
Yellow Side
ヘッドフォン着けて練習する大倉。
いつもならすばるくんがいる位置にAが座って俺のアコギをいじる。
「A、何か歌って」
「えー？」
急やなあって笑うAを見て、大倉もヘッドフォンを外した。
それを見て、触ってたアコギを置いて立ち上がる。
「なんでもええよ、弾いてくれたら歌うわ」
「おっけ、最初歌うからその後から歌って」
＿＿＿思い込んでUp↑ Down↓ 他でもない……
そこまで歌えば、にやりと笑って歌い出す。
いつもよりだいぶ音は少ないけど、これはこれで楽しい。
テンション上がって本域で演奏する大倉と俺に負けへんように、
マイク持ってないのにめちゃくちゃ声を張り上げる。
それ見たスタッフが急いでマイクの準備して渡した。
＿＿＿日々挑戦か 悪あがきかな
いつの間にか来てた章ちゃんとマル。
少しずつ増えていく音に、また楽しくなる。
鏡越しに扉を見れば欠伸しながら入ってくる横山くんと、
びっくりして少し止まるすばるくん。
Aと目が合って、二人で軽く笑った。
＿＿＿今ウトウトしてたでしょ、要は話聞いてくれてないのね？
拗ねたような顔で、鏡に映る二人を見る。
……エンターティナーやなこいつ。
そんなAを見て小さく笑ったすばるくんがAの隣に立って、どちらからとも無く肩を組んだ。
＿＿＿「紳士ぶってウケる」とか言う
二人してニヒルな顔で歌うから、良い意味で鳥肌が立った。
声は二つのはずなのに、一人が歌ってるような。
珍しく最後に来た村上くんを見つけて、Aが挨拶がわりに手を上げた。
＿＿＿こりゃ運命か
別に目も合わせてないのに、綺麗に揃う双子。さすが。
俺のソロは歌わせてくれて、
その後みんなで歌うパートはまたすばるくんと肩組んで歌った。
「いえーい！！おはよ！みんなおはよ！！」
「テンションたっか……(笑)」
「お！は！よ！って！！」
「おいおいえらいご機嫌やなこっち来んな(笑)」
横山くんにそのままのテンションで近付けばスパッと拒否されるA。
落ち込むかと思えばチューニング直すマルにくっついて絡む。
「マルちゃん！おはよ！」
「ふふ〜おはよう〜！」
「俺はー！？」
「章ちゃんおはよー！」
村上くんにもハグで挨拶して、すばるくんの隣に戻る。
「おい俺は」
「あれ、挨拶してへんっけ(笑)」
おはよう、おっちゃん！って笑えば満足そうなすばるくん。
……おっちゃん呼びはええんや。
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れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
