月曜から夜ふかし３ ページ24
Gray Side
二人から一歩下がってひたすらにお米食べてたら、
マツコさんにまた声をかけられる。
「一目惚れとかもないのー？」
不意に来た質問に思わずちらりと信ちゃんを見た。
やっちまった、そう思った時には遅くて。
「あら、なんか知ってんのね。」
「ふふ、ついこの間知ってたこと知りました(笑)」
「あー……俺しか知らへんのちゃう？」
「へえ、もう終わったの？」
「始まってすらなかったです(笑)」
何年も前の話ですよって言いながらまたお米をついだ。
米食いすぎや、なんて話を変えようとしてくれたけど、マツコさんには効かなくて。
「片思いだったってこと？」
「そうですね。好きになった人はその人だけです。」
不思議な力を持ってる人やなあ。聞かれたら全部答えてまう。
……編集でカットしてもらえること祈っとこ。
「イケメン？」
「えー……まあ、そこそこでしたわ(笑)」
「……なんか聞くこと全部に答えてくれるから申し訳なくなってくるわね」
「まあ昔の話ですよ、今もこれからも恋愛する暇が無いくらい仕事に邁進する予定なので」
なんで仕事ください日テレさん！！って懇願すればまた笑われた。
「そういやお前何告知しに来たん？」
「……ああ！そうや！えっと、クリスマスに新曲出ます！」
「米にがっつきすぎでしょこの子」
「そして泥棒役者絶賛公開中！見てね！！」
「お前出てへんやろが(笑)」
「告知や告知」
カットがかかった後もお米食べてたら回収されて。
信ちゃんとマツコさんと一緒に裏に戻った。
「お前、ええのかあれ」
「別に掘り返されても何もないしな、かまへん」
「……ごめんねAちゃん」
「大丈夫ですよ、あれ以上言わんかったらええだけやねんから」
すばさんって断定できること言うてないし、大丈夫やろ。Jrの時の話やし恋愛禁止言われる前やし。
時計を見れば21時。思ったより早く終わった。
「この後どうすんの？」
「ジム行ってくる」
「元気ねえ」
「体力つけなコンサートへばってまうんで(笑)」
お疲れ様でした、ありがとうございましたって言うて着替えて局を出る。
ラジオまで時間つぶしにジム行っとこ。
いつも行くジムに向かって歩き出す。
「さむいなあ……」
冷たい空気が、今日は気持ちいい。
胸につっかえてたものがだいぶ軽くなって、
空気が美味しく感じた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 155人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れい(プロフ) - ちょぴさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします(*^^*) (2017年10月7日 16時) (
レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - れいさん» ありがとうございます(^o^)これからもたのしみにしてます(^.^) (2017年10月7日 14時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ちょぴさん» コメントありがとうございます！大変失礼いたしました、変換されるように直しましたので、引き続きお楽しみください（ ; ; ）ご指摘ありがとうございました！！ (2017年10月7日 10時) (レス) id: 3425541c8a (このIDを非表示/違反報告)
ちょぴ(プロフ) - 途中から名前の変換が出来ないです。・°°・(＞_＜)・°°・。 (2017年10月7日 7時) (レス) id: 1aa51b4331 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - ハチミツレモンさん» そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)思いつきだけで書いているので私もどうなるか分かりませんが、これからも見守っていただけると嬉しいです！ありがとうございました♪ (2017年9月30日 19時) (レス) id: 683c6de2e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れい | 作成日時：2017年9月23日 16時
