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「きょも嘘だよな？違うって言えよ！」
樹は大我の肩を掴み言った。
「樹、、、みんな、、、ごめん、、、」
「くそ、、、何なんだよ、、、」
「みんなの事は、、、殺せなかった、、、Aとの距離感も近くて嫌だったのに、、、」
『大我、、、私はあなたを多分一生許さない。でも、それでも、罪はしっかり償って』
大我は頷いた。田口さんが大我に近づき手錠をかけた。
数名の警察に囲まれ、パトカーに乗り込んだ大我。
私達6人は大我の家に留まったまま動けなかった。
辛く、苦しい空間だった。
「A、、、ごめん、、、俺ら早く気づくべきだった」
最初に口を開いたのは慎ちゃんだ。
『みんなは何も悪くない。私がもっと早くに記憶を取り戻すべきだった』
「Aこれからどうするの？」
『、、、何も変わらないよ。普通の生活に戻るよ』
「そっか」
私達は大我の家を出て、空を見上げた。
雨はいつの間にか消えて、青空が広がっていた。
私は犯人を知りたくなかった。こんな事誰が想像しただろう。
みんなもそうだ。長く付き合った親友が犯人なんて。
私の長かった10年間。こうして終わりを告げた。
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こむぎこ(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。是非最後までお楽しみ下さい！ (2021年9月6日 12時) (
レス) id: 7d1d2a645b (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 続きめちゃくちゃ気になります！投稿楽しみにしています！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 4ed489a526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむぎこ | 作成日時：2021年8月17日 20時
