5.嘘と真実 ページ37
今日は久しぶりに地元へ帰ってきていた。6人と会う約束もしていた。
『楽しみだな〜大我、この服とこの服どっちがいい？』
「うーん、俺はワンピースがいいけどあいつらにAの足元見られたくないから、ロングスカートにしなよ」
『えー、わかった〜』
私は皆んなに会う前に大我の家にいた。昨日から泊まっていた。大我は一人暮らしだが、お坊ちゃんだから部屋が広い。一人暮らしの家とは思えなかった。
私自身、少し肩の荷がおりて近々また事件の捜査協力をしようと思っていた。
「Aー、まだ会うまで時間あるあるしなんかコンビニで飲み物買ってくるけど、A何飲みたい？」
『うーん、コーヒーでお願い！』
「了解！行ってくるね！」
大我は家を出て私はお留守番だ。コンビニまで歩いて10分もかからないだろう。
私は大我のお家の中をぐるぐるした。
家の中は必要最低限の物しか置いてなく、広い部屋にしては殺風景だった。シンプルを好むんだとまた大我の新たな一面を知れた。
ひとつ小さな棚に目を移した。6人の写真が飾ってあり私はそれを見ていた。
中学生の時の写真だ。みんな笑顔で素敵な写真。
棚の下を見ると少し引き出しが開いていた。
引き出しを仕舞おうとした瞬間、隙間から写真が見えた。
『何の写真だろう』
私は写真を引っ張り出した。この時興味があったんだ。
大我がどんな人なのか、小さい頃から口数も多くなくて謎が多い人だったから。
知りたかった。ただそれだけだった。
『、、、何、、、これ、、、』
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こむぎこ(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。是非最後までお楽しみ下さい！ (2021年9月6日 12時) (
レス) id: 7d1d2a645b (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 続きめちゃくちゃ気になります！投稿楽しみにしています！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 4ed489a526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむぎこ | 作成日時：2021年8月17日 20時
