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家族と一緒にご飯を食べていた。みんなで今日は何があったかを話している。笑顔で幸せな食卓。
場面変わって、近くのショッピングモールで私と大我、ジェシー、慎ちゃん、樹、こーち、北斗でゲームセンターで遊んでいる。皆んなの顔がまだ幼い。大好きな時間。
目を覚ますと目の前は薄暗い廃墟のような場所にいた。今のは夢だったのか。
辺り見回しても使われていないであろう部屋だった。
『痛い、、、』
お腹にはまだ痛みが残っていた。椅子に座っており、手を後ろで縛られている。足も縛られており身動きができない状況だ。
「目、、、覚ましましたか、、、」
正面には山田さんが座っていた。私はすぐ理解できた。私をこの人は誘拐したのだと。
『どういうつもりですか？』
「本当に申し訳ない事をした」
山田さんの手は震えていた。
『何故、、、こんな事を、、、』
「今から僕の言う事を信じてほしい」
山田さんはこちらを見た。額には汗が出ている。
『、、、聞いたら解放してくれますか？』
「します、、、」
『わかりました、、、』
この様子だと本人も私に対し本当に申し訳ないのが伝わった。彼は何故私にこんな事をしたのか。
彼はもしかしたら10年前の犯人なのではないか。そう考えるだけで私も全身が震えそうになった。
冷製を装い私は山田さんの話を聞いた。犯人を刺激しないように。
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こむぎこ(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。是非最後までお楽しみ下さい！ (2021年9月6日 12時) (
レス) id: 7d1d2a645b (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 続きめちゃくちゃ気になります！投稿楽しみにしています！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 4ed489a526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむぎこ | 作成日時：2021年8月17日 20時
