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自宅に着き、夜ご飯の支度をしていた。
ピンポーン
夜19時過ぎ、チャイムの音が鳴り響いた。
私は夜ご飯の支度を一旦止めて、インターホンのカメラを覗いた。
『、、、誰もいない、、、』
玄関のドア前には誰も立っておらず、映るのは外の夜の景色のみだった。
私は唾を飲み込み、玄関の扉へと向かった。一応、片手には防御用のフライパンを持った。
『ふぅ、、、誰がいますか！？』
自宅の中から声を上げた。反応は無い。私は扉を思いっきり開けた。
『、、、やっぱりだれもいない、、、』
扉を開けたが、誰一人外には居なかった。チャイムの誤作動だろう。私は中へ戻った。
陰から覗く人物に、この時気づいていなかった。
中に戻りテーブルに置いてあるスマホが鳴った。
『もしもし？』
「Aちゃん？今大丈夫？」
『大丈夫だよ！どうしたの？ジェシー』
「Aちゃん今日警察で話してきた？」
『うん、明日から実家に通うよ。記憶を取り戻していく』
「そっか、、、明日さ俺着いていっていいかなぁ？」
ジェシーは優しい声で言った。
『いいの？仕事とか』
「大丈夫。明日休みだから。少しでも手伝いたい」
『ありがとう、、、そしたら明日駅前で待ち合わせよ。警察官の方も来てくれるから』
「うん、Aちゃん。絶対犯人捕まえよ？」
『うん、、、捕まえる』
ジェシーは唯一同じ歳でずっと一緒に居た人。だからこそジェシーには何でも話していた。
優しいジェシーの声に一筋の涙が出た。
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こむぎこ(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。是非最後までお楽しみ下さい！ (2021年9月6日 12時) (
レス) id: 7d1d2a645b (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 続きめちゃくちゃ気になります！投稿楽しみにしています！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 4ed489a526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむぎこ | 作成日時：2021年8月17日 20時
