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『とりあえず私は、毎日実家に通うことにする。記憶を取り戻す作業をするよ』
「分かった。無理しないでね？」
ジェシーが心配そうな顔をして私を見た。
『うん。お世話になってる警察の方とも相談しながら進めるよ』
「実家行く時俺らも着いて行くから言ってね」
『ありがとう北斗』
こうして私達は情報共有をする事にした。彼らは私の記憶を取り戻す作業を手伝ってくれる事になった。
お開きの時間になり、私は帰り道駅の方向に向かっていた。隣にいるのは北斗。駅の方向に家があるので、ついでに私を送ってくれていた。
私は都会に暮らしている。ここから電車で30分ぐらいかかる。乗り換えが無いだけ助かる。
「しかし、懐かしくなったよ。俺ら小学生からの仲じゃん？A本当に男の子の遊びしかしてなかったよな」
北斗は笑いながら私を見た。本当イケメンになったな。北斗。
『そうだね〜、野球とサッカーとカードゲームね。お陰で女の子の友達があんまり出来なかったよ。それどころか男ばっかと遊ぶ女だって悪口言われたり笑』
「はははっ、まぁ俺らが居れば良いよな」
『かっこいい事言うじゃん〜』
北斗に肘でお腹を突いた。
「いってぇ〜、辞めろよー」
『全然痛くなさそうじゃん笑』
そう話している内に駅に着いた。
「じゃあね気をつけて帰れよ」
『北斗もね！またすぐここに来るからね！バイバイ！』
私と北斗は駅前で別れた。
そして、赤黒い手は私達に近づいていた。
その事に私は何も気づいていなかった。
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こむぎこ(プロフ) - あいうさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです。是非最後までお楽しみ下さい！ (2021年9月6日 12時) (
レス) id: 7d1d2a645b (このIDを非表示/違反報告)
あいう - 続きめちゃくちゃ気になります！投稿楽しみにしています！ (2021年9月5日 22時) (レス) id: 4ed489a526 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こむぎこ | 作成日時：2021年8月17日 20時
