本とコーヒーと君 (ページ45)

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『そ、、、その、、、えっ、、、と』

頭が真っ白になった。恥ずかしすぎて

「嬉しいよ、俺」

『えっ？』

北斗は椅子から立ち上がり私の前に立った

「ごめん、心配させてたよね。Aが初めてだろうから、、、その、順番を守ろうかと思って」

そうか、、、私の為思ってくれていたのか。どこまでも優しい人

『あの私、女としての魅力がないのかなとか思って、、、』

「そんな事ないよ、俺結構我慢して、、、た」

『、、、もう、、、我慢しなくていいよ？』

「A、そんな事言われたら抑えられないよ？」

『うん、、、あっ！待って！今日、楽○市場でセクシーな下着買ったからそれが届くまで待って』

「いや、待たない。セクシーな下着よりAだけでいい」

そう言って北斗は私を抱き抱えベッドルームに運んだ。

『ま、、、待って今下着がほんとにダサイやつでした！』

私は部屋着のTシャツを手で抑えた

「いいの、、、どうせ脱がすから」

彼は大きな手で私の手を抑えた

彼の熱のこもった瞳に目を逸らす事が出来なかった。

角ばった輪郭、唇のホクロ、美しい顔全てが愛おしかった

私はこれから何が起こるのか、期待と不安を感じた