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「うっ、うう、、、」
俺はいつの間にか寝ていたらしい。
身体がちょっと重い。
そして
見た事ない部屋。
『起きた!北斗!おはよう』
何故か愛しの人がいた。
「はぁ、夢かぁ、、、」
俺はまた布団に潜り込んだ。
『ちょっと!北斗さーん、何か口に入れないとダメだよ!お粥作ったから』
「A!!?」
俺はまた布団から勢いよく起きた。
『Aですよ、昨日大変だったよ〜』
なんとなく、昨日の記憶が蘇ってきた。俺Aにアホみたいに甘えてしまっていた気がする。
やばい。恥ずかしすぎる
熱がまた上がりそうだ。
『はい、体温計。脇に挟めてね!顔色もいいし熱は下がってるっぽいね』
「ありがとう、昨日ずっと俺の看病を?」
『ずっとじゃないよ?やれる事をやったまでだよ!』
Aの目の下にはうっすらクマができていた。
「ごめん、ほんとに」
『ほんと、芸能人なんだから無理せずに来てくれれば良かったのに。でも、嬉しかったよ北斗がそんなに急いで来てくれたんだって』
「ははっ、ほんと恥ずかしい」
俺は冷えピタの貼ってあるおでこを触った。
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作者名:こむぎこ | 作成日時:2021年8月1日 22時