本とコーヒーと君 (ページ4)

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古着屋店長「おっ！松村くん！久しぶりじゃん！元気？」

「元気ですよ、店長さんも、、、元気そうで」

店長「元気元気！松村くん忙しいよね〜ドラマ観てるよ〜本当カッコいい〜」

「あ、ありがとうございます、、、」

店長さん。男性で見た目も派手で陽キャだからちょっと苦手。でも、この店長がセレクトする古着はハズレがない。この古着屋の中は俺にとって宝箱だった。

店長「新しいの沢山仕入れたから見てって！」

「はい、ありがとうございます」

こうして時間も忘れて沢山古着を見ては買ってしまった。

ストレスもあったのか沢山買うことで発散された気もしたので、良しとしよう。

気づいたら、時間は19時30分だった。

あたりはもう真っ暗。東京の下町。どこも閉店も早かった。

帰ろうとタクシー拾おうとした瞬間

ポツンと光灯るお店があった。

この町はレトロな建物が多いがさらにレトロで洋風な建物があった。

気づいたらそっちに惹かれるように足が向かっていた。