隅 田 川 大 革 命【浅草地域】

2.浅草計畫* ページ2

「…………君達、何話してるの？」

「あ！傍観委員！」

「何さ、傍観委員って…………酷いじゃないか」



「実は、浅草で革命起こそうかと思ってるのー♪」

「…革命？…………ああ、赤羽で起きてるやつ？」

「ああ、そんなものだ」

「…………面白そう♪私もいい？」

なんで。
なんで君達は、こんなに私を引き込むんだ。

ーーもう、誰とも関わらないと決めたのに。

「あ、じゃあさ、私達4人でチーム組む？」

「いいわねーそれ。名前は？」

「4人の苗字のイニシャルをとって、HOME'sとか」

「紗雪にしてはいい名前つけるじゃない」

「にしては、は余計だ」


「…で、何するの？」

「浅草に客を集めるんだ。そして、浅草を赤羽に負けない町にする。赤羽に勝負を挑むくらいいいだろ？某教師アニメの浅がつく生徒会長も、赤羽姓の少年に勝負を挑んだのだから」

「…へー…………実に面白そうだね」

「でしょー？赤羽に浅草の本気を見せてあげようよ！」

「…そうだね。このままでは、赤羽に客をとられてしまう。それは浅草としても許し難いね」

「ああ、そうだな。さて何をするか」

「あんたの財力なら何だって出来るでしょ？」

「…まあね。取材を取り付けることぐらいはできるよ」



「そうと決まれば行くわよ！ここにHOME'sを結成するわ！私達のスローガンは、」





「「「「『打倒、赤羽！』」」」」

3.そうと決まれば→←1.浅草の、本気を

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