四六時けんきゅー所！ (ページ4)

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依頼が二つ ※修正しました。ページ4

葉鳴side

―大丈夫？―

ゆらゆら、ゆらゆら、目を開けているのか、閉じているのかすらも分からなくなるような闇の中、中性的…いや、どちらかと言えば女性に近いだろうか。声がした。

壱『誰…？』

―僕は＃＃＃だよ―

声の主は名乗った様だが、ちょうどノイズがかかってしまいうまく聞き取れなかった。

相手のことがよくわからず、少し戸惑っていると再び声が聞こえる。

―僕のことはどうでもいいの君のことを待ってる人がいるから、早く―

本当に意味がわからない。

ただそう思った。

―バイバイ、またね―

途端に目を開けていられないほどの光が差し込む。

それと…

最後の声が聞こえた時、黒色から灰色のグラデーションの特徴的な髪が、視界のはしに見えた
気がしたような…？

パチ

壱｢ん....?」

さっきまで誰かと喋っていた気がするけど...だめだ、思い出せない。

壱｢にしても、ここはどこだろう。」

俺は街を歩いていたはず。でもここは、見たころ室内だ。丸い電気、回っている扇風機、

薄いベージュ色の壁、広さから考えてリビングなどというよりは個室の可能性が高い。

そんなことを考えているとガチャリ、と音がして人が入ってきた。

？｢あ、起きてたんだね。体調とか大丈夫？痛いところはない？｣

壱｢？？？」

日｢あー、とりあえず状況を説明したほうがよさそうだね。あ、言い忘れてたけど僕の名前は
ナカノヒグレ
那叶日暮。君の名前は？」

壱｢俺ですか？俺は葉鳴壱です。」

日｢オッケー、壱クンね。詳しく話すと時間がかかるから簡単にまとめると、街中に倒れてた
君を僕がここに連れて帰ってきた。ここまでで質問ある？」

壱｢え゛、俺倒れてたんですｋ日｢そうだよ！！あの雨の中！！すっごく心配したんだから
ね！！」は、はいぃ！」

日｢はあ、まぁそれはいいとして、取り敢えず"みんな"を呼んでくるから待っててね。じゃ！｣