第7話 ページ7
『…!』
炭「俺の妹を傷つける奴は柱だろうが何だろうが許さない!」
そう言って炭治郎が実弥に頭突きをかました。
甘「ぶふっ」
小「(不死川に一撃を入れた…)」
炭治郎が暴れるため手首を紐で縛る。
「お館様のお成りです!」
産「よく来たね 私の可愛い剣士たち」
その声で柱達は一斉に頭を下げる
炭治郎は呆気に取られている。
『竈門くん。頭、下げな。』
そう言ってAは炭治郎の頭を優しく押さえる。
不「お館様におかれましても御壮健で何よりです 益々のご多幸を切にお祈り申し上げます
おそれながら、この竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士について御説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」
実弥が見た目に反して丁寧な言葉でお館様に話しかける。
産「そうだね 驚かせてしまってすまなかった
炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた
そして皆にも認めて欲しいと思っている」
『…え?』
悲「たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる」
天「俺も派手に反対する 鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」
し「…」
『(しのぶ…)』
柱たちは口々に反対する。
産「では手紙を」
「こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から頂いたものです 一部抜粋して読み上げます
--------もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び鱗滝左近次、冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します」
不「切腹するからなんだと言うのか
死にたいなら勝手に死に腐れよ なんの保証にもなりはしません」
杏「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しがつかない!!殺された人は戻らない」
『んん、実弥と杏寿郎の言うことも一理あるけどそれを言うなら人を襲うっていう証明も出来ないよね…』
産「Aの言う通りだ。それに炭治郎は鬼舞辻と遭遇している」
『…?!』
Aをはじめ、柱たちの空気が変わった
天「どんな姿だった?!能力は?!場所はどこだ?!」
無「戦ったの?」
不「鬼舞辻は何をしていた?!根城は突き止めたのか?!」
『答えてよ!竈門くん!』
スっ
産屋敷は人差し指を口に当てた。
すると柱たちはピタッと動きを止めた。
産「鬼舞辻はね炭治郎に向けて追っ手を放っているんだよ 恐らくは禰豆子にも 鬼舞辻にとって予想外の何かが起きているのだと思うんだ わかってくれるかな?」
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作者名:まるも | 作成日時:2023年6月7日 8時