検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:726 hit

第6話 ページ6

『…っうるせぇ!鬼を庇うこいつが許せねぇんだよ!!』

しのぶが声をかけるもなおもAは刀から手を離さず怒りで我を忘れている。

パァン!!

『…!』

しのぶがAの左頬を思いっきり叩いた。

し「いい加減にして。」

Aは左頬をおさえながら呆気に取られていた。

し「やりすぎです。このままだとあなたもタダでは済まなくなりますよ。」

しのぶのビンタでAは我に帰る。

『…ごめん。義勇も悪かった。』

すると、
鴉「伝令!伝令!炭治郎・禰豆子両名ヲ拘束 本部へツレカエルベシ!」

『…!きっとカナヲが…』

し「そうね、あちらはカナヲと隠に任せて本部へ行きましょう」

3人は本部へ急いだ。

---------------------------------------------
『全然起きないね…』

本部へ戻る道で冷静さを取り戻したAはいつもの調子で優しく声をかける

『おーい、そろそろ起きなー柱がみんな揃ってるよー』

その声で炭治郎は目を覚ました。
炭「(柱?柱ってなんのことだ?)」

すぐには理解出来ず戸惑っているようだった。

し「ここは鬼殺隊の本部です あなたは今から裁判を受けるのですよ 竈門炭治郎君」

その言葉を皮切りに柱たちが口々に自分の考えを述べる。

ひとしきり言い終わると
し「それよりも私は坊やの方から話を聞きたいですよ」

しのぶにそう言われ、炭治郎は話をしようとするが咳き込んで声が出ない。

し「水を飲んだ方がいいですね。鎮痛薬が入っているため楽になります」

『しのぶに飲ませてもらってんじゃねぇよ…』

思わず呟くと、しのぶが青筋を立てていたのですぐさま口を噤む。

炭「聞いてください!俺は禰豆子を治すため剣士になったんです 禰豆子が鬼になったのは2年以上前のことでその間禰豆子は人を喰ったりしてない」

甘「あのぉ でも疑問があるんですけど…御館様がこのことを把握してないとは思えないです」

『…たしかに。蜜璃ちゃんの言う通りだね。勝手に処分しちゃっていいのかなぁ』

甘「Aくん、カッコイイ…」

すると
不「オイオイ何だか面白いことになってるなぁ」

声のした方をむくと実弥が禰豆子の入った箱を持って立っていた。

し「不死川さん勝手なことをしないでください」

不「鬼が何だって?鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?そんなことはなァありえねぇんだよ馬鹿がァ」

そういうと刀で禰豆子の入った箱を突き刺した。

第7話→←第5話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 , 胡蝶しのぶ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まるも | 作成日時:2023年6月7日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。