いつもあなたのそばで【鬼滅の刃】 (ページ17)

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第17話ページ17

半ば無理矢理伊之助を炭治郎の元へ向かわせた。
列車の中は鬼に侵食され、眠っている乗客を職種が襲っていた。

『‥っ。まずいな。禰豆子ちゃんと2人じゃ守り切れない‥』

そう思った瞬間。
雷の呼吸壱ノ型霹靂一閃六連！！

『ぬお！善逸！！やるな！！‥ってまだ寝てんの？？寝ててそんだけ強いならそのままでいいや笑』

杏寿郎「うーん！うたた寝している間にこんなことになっていようとは！よもやよもやだ！」

『やっと起きたの！おっそい！』

杏寿郎「すまんな。穴があったら入りたい！」

『穴には入らんでいい。とりあえず炭治郎と合流して作戦を探そ！』

2人は触手に攻撃を加えながら炭治郎と合流した。

『炭治郎！時間はあんまりないから手短に話すね！いい？この汽車は8両編成。私と杏寿郎で後方5両を、善逸と禰豆子ちゃんで残りの3両。炭治郎と伊之助はその3両に注意しながら、鬼の頸をさがして』

炭治郎「頸？！でも今この鬼は‥」

杏寿郎「どのような形になろうとも鬼である限り急所はある！俺たちも急所を探りながら戦う君も気合を入れろ！」

『じゃ、私たちは行くからね！！』

Aと杏寿郎は瞬く間に後方へ移動した。

炭治郎「2人とも判断が早い。俺も頑張らなきゃ。」

『鋼の呼吸壱ノ型鋼ノ舞』

『もー、この触手自体は大したことないけど、キリがない‥』

杏寿郎とAは乗客に怪我をさせないように最善の注意をはらっていた。
それから数十分後。
列車が大きく揺れた。

『炭治郎たちがやったか！！って脱線する！！
　鋼ノ呼吸参ノ型鋼鉄要塞』

ガガガがガガガがガガガがガガガ！！
大きな音をたて列車は脱線した。

『うおー、焦った。杏寿郎大丈夫？？』

杏寿郎『守りの技で助かった！乗客も無事なようだな！」

『よかった！とりあえず炭治郎のとこ行こうか！』

しばらく外を探していると、炭治郎が倒れている姿が目に入った。

杏寿郎「全集中の常中ができるようだな！！感心感心！常中は柱への第一歩だからな！柱までは一万歩あるかもしれないがな！」

『杏寿郎‥笑腹部出血してるね？もっと集中して呼吸の精度を上げて。破れた血管があるはず。』

炭治郎はAに手伝ってもらいながらなんとか止血した。

杏寿郎「止血できたな。乗客は皆無事だ！軽い怪我はしているが、みんな無事だ！だから君はもう無理せず‥」
そう言った時だった。