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紫side
小さい身体で踊る望の可愛さは尋常じゃなく、神ちゃんはもうメロメロ。
撮影した動画をグループLINEに投下すれば、賞賛の嵐と、次々にリクエストが上がる。
それを望に伝えれば、踊りだし、そしてそれを見たみんなの反応に満足気ににんまり笑っていた。
そんな事をしばらくしていれば、あっという間に汗だくになる望。
「望、こっち座ってジュース飲み」
隣をポンポン叩くと、嬉しそうにソファにぴょんと飛び乗る。
桃「はまちゃ！のん可愛いかった？のんの事大好きになった？」
ジュースのパックを両手で持ってごくごく飲みながら、そんな可愛い事を言ってくる。
「アホやなぁ、もともと望の事が大好きやで？ほんで、どこの子供より望がいっちゃん可愛い！」
頭をくしゃくしゃに撫でてやると、嬉しそうに笑う。
桃「んふふっ、のん、濱ちゃんが大好きやねん。濱ちゃんに抱っこされるのも好きやの」
もじもじしながらそんな事を言う望をがばっと抱きしめてソファの上をごろごろ転がる。
「なんやねんもうー！可愛すぎやー！」
桃「えへへへっ、濱ちゃん好きー♡」
緑「はいはい、お二人さん！らぶらぶなとこ申し訳ないけど、お風呂の準備できから入りますよ〜」
「え？お風呂？！神ちゃん、今日サービス良すぎやん！」
緑「あほ！濱ちゃんとやなくて、俺とのんちゃんが入んの！のんちゃん、汗だくやったしお風呂入ってスッキリしよなぁ」
俺に呆れたような顔を見せたあと望に向かって両手を広げると、望は俺の腕から抜け出し神ちゃんに抱きつく。
桃「神ちゃんとお風呂〜！」
神ちゃんがひょいと望を抱き上げておでこに貼り付いた前髪を横に流してやる。
緑「ふふ、いっぱい踊って汗かいたなぁ」
桃「お風呂で買ってきたおもちゃで遊んでもええ？」
緑「のぼせないくらいにだったらええよ」
桃「やったぁ！」
ぎゅうっと神ちゃんに望がしがみつく。
…ん？？
普通に見ればほのぼのした光景だけど、
桃「えへへへ」
デレデレしてる望の手が、神ちゃんの胸のあたりをむにむにしてる気がする。
…いや、間違いなく揉んでいる。
「ちょ？！のぞ、」
声を掛けた瞬間、望は神ちゃんに見えないようにこちらを見てニヤリと笑った、
…ような気がした。
緑「ほんなら行ってきます〜。お風呂出たら呼ぶからのんちゃんを迎えに来てな〜」
掛けた声は神ちゃんに遮られ、リビングの扉がパタンと閉められた。
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むらさきジャス民(プロフ) - ne_iroさん» 実は私もこのお話がお気に入りなんです☺️修正したい部分もあるんですけど、2人のそれぞれの時系列と想いを表せられたかなって思ってるので、そう言っていただけて凄く嬉しいです！✨ (2022年11月28日 21時) (
レス) @page39 id: 83f3f5f1c7 (このIDを非表示/違反報告)
ne_iro(プロフ) - 🫣読み返してて、長い片想いが好きすぎてコメントしちゃいました！途中すごく苦しかったけど、💜さんの『嫌いって言わんで』が何回読んでもぎゅーってしちゃって…苦しいのは💗くんのはずなのに何とも言えない気持ちになって涙腺崩壊でした😭 (2022年11月28日 14時) (レス) id: 1e987a1157 (このIDを非表示/違反報告)
むらさきジャス民(プロフ) - こみみさん» コメありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいお言葉😭本当に励みになります！楽しんでいただけるお話が書けるようにこれからも頑張っていきます！ (2021年11月25日 21時) (レス) id: ac88e2bdd3 (このIDを非表示/違反報告)
こみみ(プロフ) - はじめてコメントさせていただきます。桃右・特に紫桃が大好きで、いつも作品拝見しております！今回の新話もすごく素敵でほっこりしました…！これからも応援させていただきます(^^) (2021年11月24日 21時) (レス) id: a380386f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JWpurple
| 作成日時：2021年8月29日 21時
