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「淳太はほんまかわええなぁ」
尖らせた唇に何度もちゅっちゅっと吸い付くうちに、淳太の機嫌が直っていく。
黄「俺が可愛いのは認めるけど、驚かす意味が全くわからん」
「反応が可愛過ぎやねん。てかさ、嫌がるくせになんで毎回一緒に見るん？」
黄「え、濱ちゃんとおるなら一緒のもの見たいやん」
至極当然といった顔に、ニヤけてしまうのが堪えきれない。
「ふへへ、ほんま俺のこと好きなんやなぁ〜」
黄「うん、大好き。濱ちゃんの好きなものは俺も知ってたいもん」
海外育ちの淳太は何においても正直。
真っ直ぐに目を見てハッキリ言い切られて、今度はこちらが狼狽する。
黄「崇裕？」
甘い声と名前呼びにキュンとしてしまう。
「…もお、反則や〜！」
淳太を抱きかかえたままベッドにばたりと倒れ込む。
黄「わぁ！…ふふっ、照れてんの？」
向き合ったまま横になり、鼻先が着く距離で戯れ合う。
お互いに短いキスを送り合い、その合間に名前を呼んでは幸せな気持ちで満たされる。
黄「はぁ〜、幸せやぁ」
抱き着きながら淳太がそう呟く。
「ほんまやな」
淳太の首元に顔を埋めて、すぐに消える程度にキスマークをつける。
黄「あ！またつけてる！あかんって、もぉー」
「ええやん、明日には消えてるって」
もう、とかいいながら、淳太もまんざらじゃない顔。
その顔を見ながら兼ねてから考えてた事を口にする。
「なぁ、」
黄「んー？」
「一緒に暮らそうか」
黄「え？」
「淳太と暮らしたい。あかんかな」
黄「…あかん、くない。…俺も、崇裕と一緒に暮らしたい」
恥ずかしそうにしながら上目遣いでそう答えてくれた。
「へへへっ、淳太、ありがとう！あー！幸せやー！俺は幸せものやー！いえーーい！最高ーー！」
そんな俺を見て目を垂らして笑う淳太を、改めてむぎゅっと胸の中に抱き締める。
仕事が終わり、軽くトレーニングをして、食事をして、お風呂に入ったら、淳太を抱き締めておやすみを言う。
これがこれからの俺のルーティーン。
end
レオナルド・ダ・ヴィンチ｜紫赤�、�←寝る前のルーティーン｜紫黄��
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むらさきジャス民(プロフ) - ne_iroさん» 実は私もこのお話がお気に入りなんです☺️修正したい部分もあるんですけど、2人のそれぞれの時系列と想いを表せられたかなって思ってるので、そう言っていただけて凄く嬉しいです！✨ (2022年11月28日 21時) (
レス) @page39 id: 83f3f5f1c7 (このIDを非表示/違反報告)
ne_iro(プロフ) - 🫣読み返してて、長い片想いが好きすぎてコメントしちゃいました！途中すごく苦しかったけど、💜さんの『嫌いって言わんで』が何回読んでもぎゅーってしちゃって…苦しいのは💗くんのはずなのに何とも言えない気持ちになって涙腺崩壊でした😭 (2022年11月28日 14時) (レス) id: 1e987a1157 (このIDを非表示/違反報告)
むらさきジャス民(プロフ) - こみみさん» コメありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいお言葉😭本当に励みになります！楽しんでいただけるお話が書けるようにこれからも頑張っていきます！ (2021年11月25日 21時) (レス) id: ac88e2bdd3 (このIDを非表示/違反報告)
こみみ(プロフ) - はじめてコメントさせていただきます。桃右・特に紫桃が大好きで、いつも作品拝見しております！今回の新話もすごく素敵でほっこりしました…！これからも応援させていただきます(^^) (2021年11月24日 21時) (レス) id: a380386f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JWpurple
| 作成日時：2021年8月29日 21時
