カキ氷｜紫緑�� ページ43
紫✕緑
──────────────────────
紫side
緑「あづい〜〜〜」
風呂上がりの神ちゃんはまっすぐに冷蔵庫へ向う。
アイスを取り出し、ソファに座る。
そして
緑「濱ちゃんドライヤーして」
大好きなチョコがけのアイスを食べながら、俺にドライヤーをかけてもらって気持ちよさそうに目を細める。
ここまでがルーチン。
今日もいつものように後ろからドライヤーをかけていて気付いた。
「あれ？神ちゃん、太った？」
緑「え゛？！ほんまっ？！」
勢い良く振り向くその手にあるアイスは、ほぼ食べ終わろうとしている。
「うん。なんかな、後ろから見たときの顔周りの感じが…。
てか、1日に何個もアイス食べとったら普通に太るで。今日もそれ3個目やろ？」
緑「現場でも食べたから、4個目…」
そう言いながら残りのアイスをじっと見る。
緑「濱ちゃん、食べてええよ…」
渋々アイスを差し出す。
それを受け取ると、一気に食べ尽くした。
緑「あっ…」
食べていいと言ったくせに、めちゃくちゃ悲しそうな顔をする。
その顔がかわいい。
ほんの少し丸くなったほっぺたを両手でふんわりはさみ、短くキスをする。
緑「んっ！？濱ちゃんチョコ味や！ちょ、ちょ、濱ちゃんもうちょっとちゅーしよ」
ムードもへったくれもない言葉を発すると、よじよじと膝の上によじ登り、首に腕を回して深く口付けてくる。
チョコ味が目的でキスをしてくる甘党の彼女。
アイスに負けているという事実にちょっぴりへこみつつ、普段はなかなか見られない積極的な神ちゃんを堪能した。
翌日。
アイスよりかき氷の方がカロリー少ないだろうと思い、神ちゃんが寝たあと色々と検索しまくり、今日仕事の合間に買ってきたものを披露する。
「ジャッジャジャーン！かき氷機ー！」
緑「え？どしたん、これ」
「ふふん。買ってきた！
これな、ふわっふわの氷ができるのと、凍った果物も削れるんやって。
いちごを凍らせておいたからやってみようや」
緑「わっ、やるやる！いちご！持ってくるな！」
神ちゃんが子供のような顔で、台所パタパタと走っていった。
→
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むらさきジャス民(プロフ) - はまちさん» リクエストありがとうございます！こちらも今日からアップしていきますね(*´ｰ`*) (2021年7月17日 8時) (
レス) id: ac88e2bdd3 (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - リクエスト答えていただきありがとうございました！もし良かったら、またリクエストしてもいいですか？また桃紫なんですけど、ストレスで心が限界でお酒飲む紫と、ヘロヘロで泣く紫が可愛すぎて心配するけどキュンとする桃の話をお願いします。長くてすみません…。 (2021年7月15日 0時) (レス) id: e655605ff2 (このIDを非表示/違反報告)
むらさきジャス民(プロフ) - はまちさん» コメントありがとうございます！桃紫、初挑戦です。少しお時間いただきます！リクエストありがとうございます(*´ｰ`*)ﾉ (2021年7月12日 23時) (レス) id: ac88e2bdd3 (このIDを非表示/違反報告)
はまち(プロフ) - 桃紫ってお願い出来ますか？紫さんが体調不良になって寝込んでて、看病してる桃さんに甘えたになって桃さんがきゅんきゅんする話をリクエストしたいです。是非お願いします。 (2021年7月12日 0時) (レス) id: e655605ff2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：JWpurple
| 作成日時：2021年6月11日 22時
