Episode 6-27 ページ47
「……どうした来ないのかな!?
クリアとかなんとか言ってたが…。
出来るものならしてみろよ!!」
「！！！？」
殺気は膨れ上がるばかり。
…あんな殺気を食らって立ち止まる程度の奴だったらどれだけ良かったことか。
「さすがだ…俺たちの出る幕じゃねぇみたいだな。」
「緑谷!!ここは退いた方がいいぜもう！
却って人質とかにされたらヤベぇし…。」
「……。」
分かってくれるのは有難いことだけど……。
アレは、去勢だ。
土埃に混じっているけど、多分変身する時に出る蒸気も一緒になってる。
悟られてしまえば…一気に不利になる。
「さぁ……どうした！？」
「脳無さえ居れば!!奴なら何も感じず立ち向かえるのに!!」
「死柄木弔…落ち着いて下さいよく見れば脳無に受けたダメージは確実に表れている。
子どもらは棒立ちの様子…。
あと数分もしないうちに増援が来てしまうでしょうが、私と貴方で連携すれば殺らるチャンスはじゅうぶんにあるかと……。」
「…うん……うんうん、そうだな。
そうだよ…そうだ……やるっきゃないぜ。
目の前にラスボスが居るんだもの。」
……死柄木の雰囲気が変わった。
隣のアレの言葉に確かな確実性を見出させたか!?
どうする…私と、オールマイトでやる?
ダメだ、彼はもう動けない。
「オールマイト、動けます?」
「………立ってるのもやっとだ。」
「分かりました…ではそこから動かないで下さい。」
「待ちたまえｯ!?白雪少女1人で殺る気か!!?」
貴方が動けないのなら私がやるしかないでしょう?
あの子達は貴方の戦いぶりを見て避難を開始している…そしてそれは正しい。
あの子達に背負わせるわけにはいかんでしょうよ。
死柄木の方の戦闘力は既に把握済み。
ワープの方も生憎と過去に戦った相手に
よく似ている……否、彼等の方が余っ程機敏だった。
劣化版だと思えばなんて事もない。
それに……まだ私には沢山の手札が残ってる。
体力が持てばの話だけどね。
……既に限界超えてるってのに。
此処にきて自分との戦いなんてね…。
「＿＿＿＿何より、脳無の仇だ。」
「！！」
「……来るｯ!!」
匣兵器を邂逅し拳銃を取り出す。
炎を込めてワープゲートの方に放つ…が、回避される。
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ポンコツ - 単純に原作沿いで嬉しい。最近の時系列とか原作からかけ離れてるの多かったりするから。ギリ範疇内って感じで展開されるの好きだわ。脳無倒しきれないとことか、絶対夢主ちゃんならやれたやろって思うけど、ちゃんと原作なぞってオールマイトに倒させるとことか!! (2020年9月18日 8時) (
レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅丸 - 一々カッコいい夢主ｗ死ぬ気の炎と個性のぶつかり合いはちょっと見てて面白い。ちょっとチート味溢れてる夢主なだけに死ぬ気の炎が強い感じ?作者的にもリボーン好きそうだからそっち寄ってそうｗ (2020年9月18日 8時) (レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - yunaさん» ご指摘ありがとうございます!!作者の知識が無さっぷりが皆さんに……!!本当にありがとうございます(泣) (2019年10月16日 17時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - ますしんさん» ありがとうございます!!感想でもコメントでも届くととてもモチベが上がります!! (2019年10月16日 17時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
yuna(プロフ) - いつも楽しませてもらっています。細かくなってしまうのですが、”「激」ではなく「檄」を飛ばす”です。 (2019年10月15日 15時) (レス) id: 5dd49769de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2019年10月11日 22時
