第2次大規模侵攻20 ページ26
中心地から離れた廃棄工場に到着する。
勢いよく地面に着地をすれば、周りを囲まれる。
「……久しいわね、カタストロフ。
＿＿＿＿ジークレイン･カタストロフ。」
「…やはり、貴女だったかボンゴレの宝庫。
彼女を離してやってくれないか?」
「えぇ、構わないわよ。」
ドサｯと放り投げるように彼の前に落とすと
周囲の殺気が膨らんだ。
しかし、それを遮るようにジークレインが一喝する。
「止めろ、私はお前達を死なせたくは無い…。」
「ご最もね…でも遅いわ。
自分達が何をしたのか分かっているの?」
「……私の責任だ。」
「世界の異変の始まりは私に合ったのかもしれない。
それは、おそらく…私の単独による魂の次元渡りに
あると言えるでしょう。そして、私が別次元で巡り
生きている事を当時知った彼女は…いいえ、貴方達
は何度も思考を巡らせてここまでやって来た。」
「何度も実験を行う度に世界に異変が始まった。
…それは、貴女を求め繰り返した我々の実験に
よるものだった……。」
分かっていながら……分かっていたのに!!
何故、辞めなかった？！
「何故実験を、此処へ来ることを辞めなかった!?
解っていながら何故無理やり渡って来た!!
中止する事も…制止する事も貴様には出来たはずだぞジークレインｯ!!!」
「……すまなかった。」
「そんな言葉で済まされると思っているのか!!
私に原因があると、彼女の狭まった思考を考え
直させることだって出来たはずだ。
…否、それがボスである貴様の仕事だった。」
「私の、怠りが……現状に…なっていると、
理解しているのだ…だから貴女が終わらせてくれ。
これ以上の次元渡りは世界に負荷をかけ過ぎる。
我々が元の世界へ帰ることは許されない。」
だから、私にお前達を終わらせろと?
責任転嫁も甚だしいな、ジークレイン。
お前だけじゃない…他の守護者も分かっていた。
それなのに続けたカタストロフが世界に破滅を呼んだ!!
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唄詠(プロフ) - はらぺこあおむしさん» 期待に添えられるような力かは分かりませんが、頑張ります！応援ありがとうございます!! (2019年6月13日 23時) (
レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
はらぺこあおむし(プロフ) - ぎゃー、夢主ちゃんとうとう力の全てを出す感じですか？長かったような短かったようなまだまだ楽しみにしています (2019年6月12日 22時) (レス) id: e8dc64ea52 (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - 秋が生き易いさん» ありがとうございます!!私も夢主ちゃんを描いていてとても楽しいので、そう言って頂けると嬉しいです。これから更新頑張ろうという気持ちになります。 (2019年5月26日 1時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
秋が生き易い - 夢主にマジ惚れる。惚れてまうやろぉぉぉぉぉ！ (2019年5月24日 0時) (レス) id: 1a136e5fb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2019年5月18日 22時
