腐女子だから推しカプ守ってただけなのに【煉獄杏寿郎】

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蝶屋敷に到着したら、「あの」アオイちゃんに会えて病室に案内してもらえた。


「こちらです。」

「ありがとうございます。」

「いえ。では私はこれで。」

「はい〜」


アオイちゃんを目で見送って病室をひょっこり覗くと、すぐに炭治郎と目が合った。(はあ〜天使)


「あ！Aさん！」

「(はあ〜可愛いがすぎる〜これもう天使じゃん〜)こんにちは炭治郎くん！お見舞いに来ました。」


まずは炭治郎に歩み寄りながら、私を見て固まってる我妻善逸を見て「彼大丈夫？」て炭治郎に聞いてみた。


「ああ…えっと、善逸！こちら時檻Aさん！俺たちと同じ鬼殺隊の方だ！」

「え！名前覚えてるの！ありがとう！(神じゃん…)」

「いえいえ、昨日の今日ですし、俺長男なんで人の顔と名前はすぐ覚えるんです！」

「長男なんだー。」


なぞの長男節聞けた…崇めよ世界…。
そう思ってたら、我妻善逸がめちゃくちゃな顔してた。


「た、炭治郎…お前、なんで……なんで、お前…お前だけ…！」

「君は我妻善逸くんだね。はじめまして。時檻Aです。」

「え…やだ女神………結婚してください。」


崇めよ世界〜〜〜〜！！！！
あの我妻善逸に私もプロポーズされたわあああ！！！


「っふ、あはは！はははは！出会い頭にプロポーズされたのはじめてだわ〜。」


マラカス１個じゃ足りない。じゃんじゃん鳴らせる！！


「こら善逸！Aさんは柱と同じくらい偉い人だぞ！」

「いーのいーの。私階級ないし。」

「ええええええじゃあもう俺と結婚してくださあああい！！」

「君には良い人(宇髄さん)がいるよー。だから結婚はしない！
ところでこれお土産なんだけどお団子食べれる？」

「ありがとうございます！」

「この子も同期だよね。」


炭治郎の隣でじっとしている伊之助を見ると、まだ意気消沈しているタイミングだった。


「あ、はい。伊之助、Aさんだぞ。」

「………ヨワクテゴメンネ」

「……よし。そっとしといてあげよう。」

「すみません…」

「いいよいいよ。さ！お団子食べよう！！」


とりあえず、何にせよこのかまぼこ隊と仲良くならないとね！
炭治郎の恋の相談に乗ってあげたいもん(煉獄さん関係の話聞きたい)

まずは良い相談相手になれるように、ひいてはキューピットになれるように、炭治郎とは仲良くならないとね！

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