Episode 7-18 ページ20
「早くに来れなくて悪かったな…。
襲撃の件の事は大方把握してるつもりだ。
…………迷惑、かけたな。」
「何かと思えばそんな事言いに来たの?
そういう約束だったでしょ??
それに、もしもの時は私の判断に任せるって
言ったのイレイザーさんなんだからね!!」
「そう……だな。だが、それだけの傷を負わせて交渉の1つだったとは言えねーだろ。」
「私がこの世界で生活する為に協力してくれてる
イレイザーさんに手を貸すのは当たり前だよ。
交渉の1つだけじゃない、あの時は自分の意思で戦うことを望んだんだ。」
貴方がもしもの時は任せると言った。
その強い意志に、視線に私は了承した。
だからその時は避難を優先して動いた。
だけど黒霧に散らされた時、そうは言ってられなかった。
それこそ今が判断すべき時だと思った。
「私に、判断を任せたのは正しかったよ。
そうじゃなきゃ被害はもっと大きかった。」
「そんだけの傷負って、正しいは違うだろ。」
「これだけの傷を負ったから言える事だよ。
イレイザーさんは間違って無い。
何よりも貴方が最前線で私達を護ってくれていたのだから。」
深く傷付いたのは貴方の方なのに。
私の事をばかり心配する。
…私への罪悪感なんて要らないのに。
貴方が哀しむ必要なんて何処にも無いのに。
「Hey!!リスナー邪魔するぜ!!?」
「…マイクさん、病院では静かにしなよ。」
「相変わらずシビｲｨｨぜ…あ、コレ見舞いの品だ。」
「花束とフルーツ…定番だね。
有難く頂戴しますけど!!」
両手に花束とフルーツの盛り合わせをいっぱいに
来てくれたのはマイクさんだった。
一緒に来れば良かったよに…。
…ハッ!!もしかして本当は仲が悪いとかΣ(´□｀;)
ど、どうしよう不仲説が私の中で立証されていく!!←
「ちゃんと話せたかイレイザー?」
「…普通だ。」
「あ、ただの空気読める良い人だった!!」
「リスナー白雪にとって俺はどんなヤツだったの!?」
テンション可笑しくて、五月蝿くて変人だと
思ってた…とは言わないでおこう。
そもそも花束とかフルーツ持ってきてくれてる
時点で常識人で普通に優しい人だよね。
イレイザーさんは手持ち無沙汰だけど!!
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渦鬱 - コロナ渦で見つけた作品ｗ何気なく見てたら普通にハマって読んでて自分でもびっくりww番外編とか話逸れるような脱線が無いから読みやすい!!たまに分かりずらい心情あるけどこっちで勝手に考察しろってこと?ｗでも予想するのも考察も好きだから妄想膨らんでる← (2020年9月18日 9時) (
レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
193 - 自分ももっと伸びていいと思います!!↓同じこと思ってる人いてマジ同士ｗ作者さんの作品全部見てる勢だけど、今までで1位2位くらいで好き!他の作品もみんな見てくれー!!ｗ (2020年9月18日 9時) (レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
もっとやれ - シリアル好きには溜まらん!!ｗてかもっと伸びてもいいと思うこの作品!! (2020年9月18日 9時) (レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
妖凛 - 読み返してると最初のトップページ?の紹介ページ?みたいなところで夢主ちゃんの現段階の心情と、ちょっと後の心情が描かれてるの好き!毎回トップページの感情伏線ここで回収するんだなってなる!! (2020年9月18日 8時) (レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2019年12月12日 10時
