Prologue 14 ページ14
「まさか全部仕組まれてたなんて…!!
なんて嫌な奴ｯやっぱりいけ好かん!!
あんな意地悪い小僧のどこがいいのよ恭さんは!?」
「…ということだ、ようこそ異世界人。
大方もう聞いてるから黙秘はもうしなくていい。」
「そんないきなりウェルカムされても困るんです
けどー?私ってどんな扱い受けるのこれから。」
「まぁ…暫くは安静だな。
なるべく問題を起こしてくれなければいいさ。
衣食住は提供してやる。
どの程度の期間此処に居るかは知らんが、
その都度キミには俺達の手伝いをしてもらうことになった。」
リボーンの奴、勝手に交渉終えてんじゃん。
衣食住を提供する代わりにこの世界に貢献
しろってこと??
この人達って警察デショ?
マフィアが警察の仕事手伝っても大丈夫なのか…絵面的に。
「私、科学者なんですけど。
…警察のお役に立てますかね〜?」
「戦闘のプロだと聞いているが?
キミは科学者兼用心棒と電話の彼は言っていたぞ。」
「…やっぱり??そうだよねぇ…あのリボーンが
ただで守ってくれるはずも無い。
交渉の手口としては当然だけどさ!!」
ムスッと机に今度は私が項垂れる。
チラりと横目で時計を一瞥すればかれこれ
もう午前2時半。
警察としてこんな時間まで子どもの事情聴取っていいの?
「まぁ、今日は此処に泊まってもらう。
明日…もう今日だな、朝にまた来るから質問はその時にでもしてくれ。
俺はもう帰るからな。」
「どうもお世話かけました!!」
ヤケクソに返事をして私は客間に連れていかれる。
流石に留置所はどうかとお互いに思ったらしく
客間のソファで寝ることになった。
「じゃ、なんか合ったら下のヤツらにでも
言ってくれや…またな嬢ちゃん。」
「お疲れさま、お巡りさん。」
お巡りさんも帰った所でぼっちになった私。
何もすることは無いけど、寝付ける訳もなく。
ただ電気を消して暗闇の中、建物に居る人達の気配を探る。
見知らぬ土地でグースカ寝れるのは恭さんと
師匠くらいじゃないだろうか?
安全を確保されたとはいえ、早々簡単に気を
許すにもいかない。
とりあえずは朝になるまで、またはあのボサボサ
頭の黒男が来るまで…退屈凌ぎに武器が使えるか
どうかの確認をする。
もちろん気配探知も忘れてないぞ★
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 468人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラッキーボーイ - シリアル展開ですかね!!こういう作品大好きです。リボーンも世代（笑）なんで嬉しいです!!神作と期待大ですｗ (2020年9月18日 8時) (
レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
ポンコツ - ヒロアカもリボーンも好きなのでうれしいです。リボーン好きにはたまりません更新頑張ってください！ (2020年7月14日 8時) (レス) id: 3ef1b144c8 (このIDを非表示/違反報告)
くみこさん - 勝己の名前呼び！！ありがとうございますっ！！！！！あー！！勝己尊い (2020年1月28日 18時) (レス) id: 6cd51c2a27 (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - すみません…今更なんですが、登場人物設定の（名前）ってわざと全角（で、半角）で閉じてるんですか？もし、わざとではなければ両方とも半額（）を使ってみてはどうでしょうか？ (2019年9月29日 22時) (レス) id: 8f6d532d35 (このIDを非表示/違反報告)
唄詠(プロフ) - アイさん» REBORN好きが沢山居て嬉しいです!!更新頑張ります、ありがとうございます!!! (2019年7月21日 11時) (レス) id: ea4e738573 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：唄詠 | 作成日時：2019年7月19日 19時
