夏の風物詩 ページ47
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「惜しかったねIH…。」
「見に来てたのかよ。」
「やっくんに誘われたからね。」
惜しくもIHは負けて終わってしまったが
クロ君達3年はまだ残って春高に向けて頑張るらしい。
「思ったんだけどよ、お前夜久のことやけに慕ってるよな?」
「あれ?言ってなかったっけ??」
「え…付き合ってんの?!」
「幼馴染みだけど。」
思わせぶりな態度すんなと怒られたが、
…そんなことしたかな私?
いや…してないね。
勝手にクロ君が思い込みしただけだよね。
「クロ君って思い込み激しいタイプ?」
「チガイマスー。」
「勘違いしたじゃん今。」
「流れ的に今のはそうだっただろ!」
流れ的に彼氏になった?
普通に幼馴染みとか従兄弟とかそんなんじゃ
なかった?
どう考えてもクロ君の思い込みだよね。
「それよかさ、今度の連休部活無いんだよ。
どっか遊びに行かね?」
「2人で?」
「いや、別に…2人でもいいけど?」
「クロ君と2人で夏の風物詩を楽しむなんて
なんかヤダーww」
ケタケタと笑う私に彼も「だよなーw」と笑う。
せっかくなので私とやっくんとクロ君と研磨
で花火大会に行くことになった。
人混みは好きじゃないけど…。
やっくんもクロ君も楽しみしてるっぽいから
黙っておく。もちろん研磨も私側だけどね。
凄い嫌な顔してた。
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豆犬(プロフ) - 作者さんのお兄さん優しい...良いお兄さんですね!! ((ただただ、これが言いたかっただけ← (2018年5月5日 17時) (レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・) - この小説が一番好きです(*´ω`*)更新頑張ってください! (2018年2月12日 23時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唄詠 | 作成日時:2017年11月18日 21時