ゴミ捨て場の決戦(仮)2 ページ37
久々にゾクッときた。
しかも私はコートの外なのにね。
同じセッターとして…思うとこがあるのかな。
いや、元セッターか。
あぁ…やっぱり思い出すね、色々と。
「…研磨、余裕そうだなぁ。
攻略法はもう見えたってことかな。」
流石は音駒の脳だね。
とど通りなく進む試合、連れて熱気が伝わってくる。
あぁ…やっぱり良いなぁバレー。
でも、もう遅いから。
今更思ったって出来るわけじゃない。
私は見てることしか出来ない。
ボールを触れないんだから。
「もう1回ｯ!!」
・
・
・
＿＿＿＿良いなぁ…バレーボール。
それから何試合目が終わる。
全てウチの勝ち。
最後まで元気だったなぁ…あの子。
あの子見てると心が擽られるな。
あんなに楽しそうにやるからかな？
「お疲れさん。」
「うん、強いね音駒。」
「どうかな…私も初めて見たけど、レベルは低く無いよねお互いに。特にセッターとリベロ。あとは主将君も良いね。」
「…詳しいね。」
しまった…つい癖で。
どうしようか？やってたんだとでも
言っとこうか？
…趣味でもいいか。
「あー、趣味？みたいなもんだよ。
それにほら？私、監督の孫だしね。」
「やっぱりそうなんだ。
苗字聞いてそうかなって思ってた。」
「まーね。だからルール位は分かるよ？」
「そうなんだ。」
誤魔化す必要は無かった。
でも…言えなかった。
やってた…そう過去形で終わらせるのが
凄く嫌だったんだ。
捨てきれないこの思いはいったい
どうすればいいのかな？
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豆犬(プロフ) - 作者さんのお兄さん優しい...良いお兄さんですね!! ((ただただ、これが言いたかっただけ← (2018年5月5日 17時) (
レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・) - この小説が一番好きです(*´ω｀*)更新頑張ってください！ (2018年2月12日 23時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年11月18日 21時
