うたた寝〜殺伐〜 ページ23
何回目かの曲がり角、そこで事件は起きた。
「わッ!!すみません大丈夫で…す……か?!」
「…こ、は……る?」
見えない影とぶつかり互いに
顔を見合わせ固まる。
「アンタ…何で…風邪拗らしたって…。」
「…いや…その……。」
気まづそうに視線を逸らした
小春に練習試合をサボったのだと気づく。
「…仮病……だったの?」
「…ち…が……う。」
「じゃあ、その人達は何?」
「…。」
IH前の大事な練習試合を仮病で休んだ?
…有り得ない……何で?
許される事じゃない。
彼女の後ろに居る友達であろう子達は
明るいテンションで仮病使ったんだー?
など普通に会話をしていた。
「キャッ!?ちょっと何すんのよ!!」
「自分が…何やったか分かってんの?」
「ちょっと離してよ!!」
「黙れ!!…私の質問に答えろ。」
胸ぐらを掴み壁に追いやる。
嫌がる彼女を無視して私は問い詰める。
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豆犬(プロフ) - 作者さんのお兄さん優しい...良いお兄さんですね!! ((ただただ、これが言いたかっただけ← (2018年5月5日 17時) (レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・) - この小説が一番好きです(*´ω`*)更新頑張ってください! (2018年2月12日 23時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:唄詠 | 作成日時:2017年11月18日 21時