お誘い ページ13
「…(名前)、マネージャーやる気は無いのか？」
「無いよ、何で？」
「…いやぁ。」
「クロ君でしょ？…私はもうバレーはやらないって決めてるの。それに分かってるでしょ？…ボールに触れないんだよ。」
うむ…と唸るおじいちゃんに私は笑って
拒絶した。これ以上言わないで、と。
だってボールに触れないマネージャーなんて
いる意味無いでしょ。
「…GWに烏野と練習試合をするんだが、その日だけでも、どうか？」
「烏野？……あの烏野?!烏養さん復帰したの？？」
「いやぁ、繋心がやっとるようだがな。」
「…あぁ、あのお孫さんね。」
復帰してそうそう体調崩したって言ってたもんね。
なるほどお孫さんが継いだのね。
でも、私には関係の無いこと。
「…行かないよ。」
「見るだけで構わん。」
おじいちゃんと2人暮らし。
無駄に広い和式の建物。
庭は広いし行けあるし鯉いるし。
野良猫居座ってるし。
…住み着いてる野良猫はもう10を超えたかな。
昔から猫には好かれてたおじいちゃんも私も。
「久々の烏野とだ…どうだ？」
…小さい頃良く見に行ってた。
烏養さんと交流が多かった頃。
暇さえあればずっと見てた。
楽しかったし面白かったし、それに…。
何よりおじいちゃんが元気だった。
よく笑ってた…。
「……見るだけなら、ね。」
「おぉ！！そうか…そうか。」
またクスクスと楽しそうに笑いながら
部屋に戻っていくおじいちゃん。
…別にバレー見に行く為じゃないよ。
おじいちゃんが心配なだけだから。
…さて、クロ君なんて言うかな。
絶対からかってくるよなぁ。
髪型の事で逸らすか。
あれ絶対サバ読んでるよね。
あの髪のおかげで187もあるんだよ。←
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豆犬(プロフ) - 作者さんのお兄さん優しい...良いお兄さんですね!! ((ただただ、これが言いたかっただけ← (2018年5月5日 17時) (
レス) id: 7127065132 (このIDを非表示/違反報告)
(・ω・) - この小説が一番好きです(*´ω｀*)更新頑張ってください！ (2018年2月12日 23時) (レス) id: e356b7a08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年11月18日 21時
