ヒロインVSヒロインpart3【テニプリ】×【黒バス】

安全地帯 ページ22

なるほど…後者だった理由か。
私と貴女はグルだったって事。




マコトにも知られず2人で陥れて来たのね。





でも残念ねぇ〜？
今は貴女の知る桃井 (名前)では無いのよ。
そんな事一欠片も知らないでしょうけどね。






貴「だってホントの事デショ？」




さ「な…何が？」




とぼけなくてもいいじゃない？
ねぇ、貴女はいつも安全な場所に居るのね？
危険な役割は私…貴女は安全な籠の中。







それは、私の意思？それとも貴女の意思？
それとも双方の意思？？






貴「だってさつきは料理が壊滅的だもの。
だからさっきまでだってスポドリ作りに行かなかったデショ？センパイがやるまで待った。でも来なかったら自分がやらなきゃ行けなくなる。…そしたらバレるものね？いっつも他人の仕事を盗ってきた貴女の所業がさ。」







困るもんね？
彼女が来なかったら。
いいえ、来なかったら来なかったで
センパイのせいにしようと考えていたんでしょ？





だからいつもみたいに追い出さない私に声をかけた。不安からくる恐怖から逃れる為に。







貴「さつきはさ…みんなに愛されてるから分からないんだよ。それが当たり前になってる。…でも私は、私達は違うんだよ？たったのあの一言で救われたりするんだよ。さつきには分からないでしょ？」




さ「分からないよ｡ねぇ(名前)?!
裏切るの…私を。ねぇ答えてよ(名前)！」





裏切るも何も最初から私と貴女は
一緒になった覚えは無いわ。





…此処の私は知らないけど？
でも、知ったことじゃない。
だから入れるの歪を…ヒビを、ね？






割れた鏡はもう戻らない。






貴「貴女は次にどうして『あんな事』を言ったの？と言うでしょう？」



さ「ｯ!!？」





昔の知り合いの真似をする。
案外楽しいものね？
人の次の行動を読むのって。






相手の呆けた顔がとても面白いわ。









貴「簡単よ…これは決別の意思。
『私の』ね？貴女と居ると気分が害するの。
顔も見たくないし、声も聞きたくない。
私が1番嫌いだった…恨んだ時期。
だから『今』私は『1番』して欲しかった事を
貴女にするの。…理解、してくれた？」

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