ヒロインVSヒロインpart3【テニプリ】×【黒バス】

許せない ページ19

貴「アナタの言葉と私の言葉、どちらに信憑性があるか考えたら？誰もが認める優等生の私と部活をサボり、人を脅すアナタ…ほら？どう足掻いても私には勝てないのよ。」





苦虫を潰したような顔をする
センパイに私は追い討ちをかける。






貴「私の所業に文句があるのは、センパイが正しい事をしていないから。自分が間違っていると知っているから。さっきも言った通り私にはセンパイを辞めさせる権限がある。…まだ、分かりませんか？」





私にそれが何故出来るのか…。
いちマネージャーが何故そんな権限を
持っていると思う？





…そんなの私が認められているから。






「虹村も…監督もお前のそれを認めるって言うのか？！お前のそれを認めてるってのか？？」






センパイ、貴女は頭の悪い人では無い。
今でも少しヒントを与えればスグに答えに
辿り着いた。






貴「何故、マネの仕事をしないのですか？」





本来ならあの輪の中に貴女が居ても
可笑しくないのだ。
それなのにどうして貴女はそれを辞めてしまったの？





「んなの…全部、全部お前らのせいだろ！！
いつもそうだったドリンク作ってたのはアタシ！！タオル洗ってたのだって代わりを出すのだってアタシがやってた!!それを…それをお前らが我が物顔で盗って行ったんだろ！？」







…コッチの私はさつきみたいなことをやっていたのかしら。もし、そうだとしたら。そんなの許さない。







貴「許せるはずが無いわ。」



「何…言って？」





センパイの言葉を遮り言葉を紡ぐ。






貴「そうね…そうよね、許せないわそんなの。許せるはずが無いもの。だから…貴女に希望を与えてあげる。センパイ、私と来て。」





伸ばした手をセンパイ手を強く握り
歩き出す。





後ろで騒いでるセンパイを無視して。

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