第34話 ページ35
「アンタ、先輩に何やったか、わっ分かってんの？！」
裏返った声で引きつった笑みを見せる
彼女の意図を読み取った本城さんは
呆れ返りまた1歩彼女に寄り添った。
奏「何....アタシがやった事、センセーにでも言うつもり？でもさ、それって自分達が以前に何やってたか言うことになるんだけど、そこら辺どうすんの？言っとくケド嘘も真実もどうとにでもなっちゃうからさ諦めて？」
彼女は本城さんの意図に気づいていない。
恐怖からか....思考がもう回っていないのだ。
正常なんて本城さんがここに来た時点でもう
壊れていたのだから。
奏「なんで1年のアタシが恐怖の対象になってるか教えてあげようか？....全部アタシが捻じ曲げる事が出来るから。真実だろうと虚偽だろうと、さ？アタシが全部を塗り替えれるんだよ。」
もう分かるだろ？
と見下す瞳には狂気が混ざっていた。
どんなに足掻いても勝ち目が無いと。
奏「そういう事なんだわ。...2度目は無い。」
クルリと私達方を向き、行こうと催促すると足早にその場を後にした。
固まった先輩と気絶した先輩はそのままで。
彼女達がその後どうなったのかなんて
私の知る由もない。
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水素(プロフ) - 毎回、楽しんで読ませていただいてます！質問なのですが、高尾兄や灰崎以外にも伊月とかも、霧崎第一にいるってことになっているんでしょうか。それどけ、ご説明よろしくお願いします。更新これからも、頑張ってください！ (2017年5月26日 17時) (
レス) id: 13d0baa70d (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚 - 全シリーズ読みました！どれもこれもすっごくスカッとします！ここからどんな快進撃があるのか楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 5780d9b299 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 資格取るんですかー？まぁ応援して上げないこともないですよー更新は気長に待ってあげるのでー続き頑張ってくださーい (2017年4月28日 23時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年4月16日 20時
