第29話 ページ30
霧崎第一に入学して１ヶ月。
途中退部の2軍、しかも3年だけ。
色んな尾ひれをつけながら噂が回ったが、
心底どうでも良いと思っている私達。
GWに差し掛かろうとする中、
1通の報せが入った。
真「合同合宿をする事に決まった。」
7日間のGWは合同合宿に決まった。
そしてその相手も思っていたよりも
早く闘う事となる。
真「キセキの世代を含めた5校に全国1位の誠凛。そして、無冠の五将の俺ら。が呼ばれた....もちろんこの申し立ては受けるつもりだ。」
異論は認めない。
後に続けた言葉にみんな顔を顰めた。
原「良いのー？まじで受けちゃって。」
古「花宮の事だから考えがあるんだろう....が、正直不安だ。無冠の五将の1人が居るとはいえ、俺たちを誘う必要はあったのか？」
おそらく....さつきが赤司にでも頼んだ
のだろう。
私がここに居ると突き止めた事は
褒めてあげる。
でも、だからって簡単には負けてはあげないよ？
真「何のためラフプレーを中断して真面目に練習し始めたと思ってんだ。」
山「じゃあ、合宿でもラフプレーは無しってことか？」
ラフプレーを1時中断し、個人の基礎能力を高める為に練習を重ねてきた。訛ってるわけじゃない。寧ろ力をつけたことによりさらに磨きがかかった。
真「それとこれは別だ。....やるかどうかは向こうで決める。」
迷っているのだ....私の事を考えて事だと思う。
みんなのお荷物は嫌だ。
足を引っ張るわけにはいかないんだ。
貴「....祥吾、何分いける？」
隣に座っていた祥吾に小声で話しかける。
読み取ったのかは知らないが指を３本立てた。
貴「....充分だよ。」
去年のWCからの悔しさからか、彼なりに筋トレ等はやってきたみたいだ。それをコッチでは磨きをかけるために基礎を固めた。ボールに触る日が少なかったけど彼の能力を使えば問題ないだろう。
....念のために、というかあまり無理は
させられない。
完璧には程遠い....という評価では
無いからこそ迷う。
おそらくキセキは更に力をつけてきてる。
でもバスケは団体戦。
1人が強くたって意味は無い。
真「ま、あと3日間やる事はやるぞ。
....お前らも負けっぱなしっつーのも嫌だろ。」
その言葉に選手達は気合を入れた。
そのまま....そのまま、モチベーションを下げてはいけない。合宿でキセキを...全員とまではいかなくとも潰す。もちろん貴女もよさつき。
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水素(プロフ) - 毎回、楽しんで読ませていただいてます！質問なのですが、高尾兄や灰崎以外にも伊月とかも、霧崎第一にいるってことになっているんでしょうか。それどけ、ご説明よろしくお願いします。更新これからも、頑張ってください！ (2017年5月26日 17時) (
レス) id: 13d0baa70d (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚 - 全シリーズ読みました！どれもこれもすっごくスカッとします！ここからどんな快進撃があるのか楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 5780d9b299 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 資格取るんですかー？まぁ応援して上げないこともないですよー更新は気長に待ってあげるのでー続き頑張ってくださーい (2017年4月28日 23時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年4月16日 20時
