第25話 ページ26
貴「一目瞭然だもんね、1軍の練習についてこれない貴方達はずっとその日陰で群がってるしかないもんね？姫野さんの陽気に当てられて楽しい部活になっちゃったんだ？」
ここぞとばかり言うのは忍びなかったけど、我慢してたのは私も同じ。だから言わせてもらうわ。
貴「仲良しこよしの部活じゃないんだから貴方達も一緒に、辞めたらいいのに。....どうせ一生掛かっても1軍にはなれないんだから。」
埋まらない差はどうにもならないよ。
特に貴方達のような人を馬鹿にして
上にあがろうとする奴らなんて。
「ハッ!!そうかよ....ならお望み通り出てってやるよマネージャー様！！」
「マネージャー如きが言ってくれるぜ！お前らにはなぁ分かんねぇ事なんだよ！口出ししてんじゃねー！！行くぞお前ら！」
「ああ、そうだな。」
2軍、1年合わせて20人のうちの
5人が出ていこうとする、しかも3年ばかり。
が、その他は苦虫を潰した顔をして
出ていこうとはしない。
「おい....なんだよ？お前らも来いよ。」
「こんな所もうおさらばだっての。分かったろ？マネージャーですらこう、思ってたんだよ。」
マネージャーですら？
分かっていたのに努力をしなかったの？
それってさ....
「自業自得じゃん。」
3年を中心としたメンバーは開いた口が塞がらないと言った感じだ。口を挟んだのは2年だった。彼は確か上手い方に居たはずだ。実際、今出ていこうとしている3年より上手かったはず。
「は？....お前、誰に向かって言ってんの？」
「頭、大丈夫かコイツ？」
漸く何を言われたか理解し始める
3年に2年は更に続けた。
「頭がオカシイのは先輩達だ。マネージャーですらこう思ってた？俺はそんな事1度も思った事はありません!!姫野がボトルを重たそうに持ってたり転んだからって心配するのは当たり前です。でもそれとこれとは全くの別物です。」
3年に向かって叫ぶ彼はとても勇気ある
子なんだろう。後ろに残っている2軍は
その子と同じような目をした3年を見ていた。
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水素(プロフ) - 毎回、楽しんで読ませていただいてます！質問なのですが、高尾兄や灰崎以外にも伊月とかも、霧崎第一にいるってことになっているんでしょうか。それどけ、ご説明よろしくお願いします。更新これからも、頑張ってください！ (2017年5月26日 17時) (
レス) id: 13d0baa70d (このIDを非表示/違反報告)
珊瑚 - 全シリーズ読みました！どれもこれもすっごくスカッとします！ここからどんな快進撃があるのか楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年5月12日 18時) (レス) id: 5780d9b299 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 資格取るんですかー？まぁ応援して上げないこともないですよー更新は気長に待ってあげるのでー続き頑張ってくださーい (2017年4月28日 23時) (レス) id: ec2c624665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唄詠 | 作成日時：2017年4月16日 20時
