検索窓
今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:11,574 hit

伝達 ページ2

「たのもー!」


私はそう叫んで大きすぎる扉に手を掛ける。

力を入れてもびくともしない。。。


「あれ?」


すると隣にいたシイナがチッと舌打ちをすると


「あんたもバカだね。こうすりゃっいいんだよ!」


豪快な蹴込み。

扉はものすごい勢いで開く。


「貴様達!何者だ!」


ものすごい衛兵の数。

そのなかに一人だけ鎧を着ずにこちらみ見ている男の人が。。。


「父上!」


「ち、父上!?」


あの男の人がレイのおとうさん!?


「レイ!?ということは貴方が。。。」


そういって私を見つめる。


「その金の髪。金の瞳!皆のもの!このお方は我らの王だ!今すぐ武器を納めよ!」


するとみんな同じ音をたててその場でひざまずいた。


「えっ。」

「お帰りなさいませ。我らが英雄!」


と、レイのお父さんが私の手をとり空高くかかげる。

私はスッと目を閉じキッと目を開けた。


「今の火の国の様子が知りたい。現状報告!」

「はっ!」


そう言って衛兵の一人が走っていった。


「今この国の政治の様子は?」

「混乱しております。」

「フム。。。」


最悪だな。政治が混乱しちゃってたら外の方も。。。


「王!魔法界から伝達の者が!」


外からの兵がこちらに走ってくる。


「通せ。」

「はっ!」


兵は短く返事をすると懐かしいと思える鎧を着た兵を連れてきた。


「なんの用だ?」

「はい。申し上げます。魔法界から魔界と____」


魔法界の兵からの連絡を受けとると私は口角をあげて


「了承した。『コトリ』にそう伝えてくれ。」


とだけいった。

回りの者達はざわめいていたが。。。

これは行くしかないだろう。。。


なんてったって魔法界との和平交渉だから。

罠?→←作戦



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
6人がお気に入り
設定タグ:らくだい魔女 , チトフウ , カイカリン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユキカ(プロフ) - ありがと〜!!!(号泣)おねーちゃんのこと大好きぃぃぃ!! (2020年12月7日 22時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ユキカさん» 全然っ!wゆっくりでいいからっ都合に合わせて暇なときに書いてくれていいからね!合作一緒に出来てるだけで、私は嬉しーんだからww (2020年12月7日 22時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ユキカ(プロフ) - ありがと〜!合作の方、更新してなくてごめんね!近いうちに、ちゃんと更新します! (2020年12月7日 22時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - え、え頑張って!?part3とか、めためた楽しみにしてるかんね!?おねーさん、ボンボン振り回してるからね!?←← (2020年12月7日 22時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
ユキカ(プロフ) - あんなつ♪さん» カイ:え、オイラってそんな感じだったの?! (2020年11月21日 22時) (レス) id: bba7686eb9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ユキカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shizukubob1/  
作成日時:2020年5月29日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。