検索窓
今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:16,586 hit

91 ページ44

*神山side





神「なんか俺……めんどくさいことしちゃったかもな………笑

ごめんな?」


『いや、なんで謝るんですか!!……のぞ兄も、私も、神山さんの優しさに助けられたんで』





ふふっと笑う彼女


……俺が嘘ついたのは、たしかにその時の2人の仲が悪いように見えたからって理由もある


でも、一番の理由は





神「……あのさ、」


『……はい?』


神「全然話変わっちゃうんやけど……………









Aは、のんちゃんの事、好き?」




『………え?』


神「あ、兄としてとか、友達として、とかやなくて……1人の男性として」









『……………はい、好きです。』





一番の理由は、


2人が上手くいって欲しかったから




……まぁ、結局いらんことやったけど。笑





神「……そっか。……頑張ってな?」


『……ふふ、ありがとうございます』





………好きです




なんて、俺に向けてじゃないことくらい、


俺から仕掛けたんだからもちろんわかってる


やからこそ、これだけ胸が苦しくなるなんて、Aが相当本気で好きやねんなぁ







でも、もうこの恋も終わり






神「せや、そろそろ朝ごはんできるし、運ぶの手伝ってくれる?」


『あ、いいですよ!』


神「ありがとう」









.








ありがとう


大好きやったよ。

92→←90



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あっしー | 作成日時:2017年6月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。