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*小瀧side
Aが引っ越してからも親同士は仲がよかったみたいで
こまめに連絡を取り合ってたらしい
ある日
俺が高校を卒業して、ずっと前から流星が話してくれてたシェアハウスに住み始めてから1年以上たった頃
「望、Aちゃんのお母さんが……」
おかんからかかってきた電話
いつもテンションの高いおかんとは別人のように沈んだ声で言われたのは
「末期の……癌、やって」
望「…………え?」
実は結構前からAのおかんは気付いてたらしい
ただAに迷惑をかけたくなくて
Aがいない時に病院に行ったり
身体が痛む時も無理して耐えていたらしい
でもそれももう無理みたいで
初めてAと一緒に病院に行って、そこで言われたのが
_______余命半年
望「………おかんはそれいつから知ってたん?」
「今さっき向こうから電話くれて、初めて知った」
望「………そっか」
それから次の日におかんと病院にお見舞いしに行くことになった
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作者名:あっしー | 作成日時:2017年6月30日 22時