今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:74,577 hit
小｜中｜大
……09 ページ9
.
櫻井「h・・ly・・・ni・・t・・・K・・・・」
.
.
大野がカズナリに彫銀してくれたプレートは、傷だらけで所々磨り減っていて読める代物ではありませんでした。
.
櫻井「holy night・・かな？ K・・あ〜・・なんだろ、読めねぇなぁ・・・」
.
櫻井は、手紙を届けてくれたカズナリを、きれいにきれいにしてやりました。
冷たい水ではなく、あたたかなお湯で。
強いドライヤの風ではなく、柔らかな温風でその毛をきれいに艶やかにしてやり、それからきれいな箱にいれて庭の一角に埋めてやりました。
もちろん、大野が作ってくれたネームプレートも一緒に。
.
櫻井「ありがとう」
.
そう言って、櫻井は。
アルファベットをひとつ、墓石にたして埋めてやりました。
.
Holy Knight─────聖なる騎士を、埋めてやったのでした。
.
.
.
That's all!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：12（とうふ）
作成日時：2014年8月17日 3時
