今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:74,564 hit
小｜中｜大
……07 ページ22
.
松本(なんか、変な感じだな……)
.
.
雨と一緒に、潤の血もどんどんどんどん流れていきます。
でも不思議と怖くありませんでしたし、もう寂しくはありませんでした。
元気な声なんてもう出せませんでしたけども、潤は平気でした。
涙だって、もう出ませんでした。
どんどんどんどん血が流れていって、体温は下がる一方なのに─────心だってぽかぽかです。
.
.
松本「相葉くん……」
.
.
友達になってくれてありがとう、と潤は思いました。
それから……
生まれ変わるなら、相葉のようになりたいと思いました。
.
松本(そしたら)
松本(俺も相葉くんみたいな姿だったら)
松本(そしたら俺も、誰かに愛して貰えるのかなぁ……)
.
今度は、彼のようになりたい。
そう思いながら、潤は目を閉じました。
そうして─────もう目をあけることはありませんでした。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：12（とうふ）
作成日時：2014年8月17日 3時
