5 ページ5
・
君は一体、自分の部屋に連れ込んで何をしようとしているんだ？
｢すみません、君の家には行きません｣
｢……そうですか｣
｢順を追って聞きますね｣
｢はい、何ですか？｣
｢私と君。面識一切ないですよね。一体どこで私を？｣
｢一番最初にA先輩を見かけたのは、入学説明会の時です｣
入学説明会。ああ、そういえば。
あなたは笑顔が素敵だからと適当な理由で担任に押し付けられた入学説明会の案内役。人数が足りなくてあっちに行ったりこっちに行ったりかなり忙しかったのを今でも覚えている。
｢そこで、一人で来てて道に迷ってる女の子がいて。その子を見つけたA先輩が駆け寄って、優しく道案内をしていて……｣
｢あー。確かにそんな子いた｣
｢それで……その……｣
｢……｣
｢なんていうか……キュンときて……｣
頬を急に赤らめ始めたと思えば、大きな両目で顔を覆うチョンジョングク。
えー！恥ずかしがるところそこー！？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 564人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鹿 - グク死ぬほど可愛いですし主人公の性格との相性がやばいです。このお話すごく好きなのでできたら更新お願いします。応援してますね！ (2023年4月5日 3時) (
レス) @page14 id: dcf0035740 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 情緒落ち着かないグクが可愛くて可愛いくて♡ww更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年1月17日 7時) (レス) @page14 id: a2604c88ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：13 | 作成日時：2023年1月8日 0時
