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なんやかんやで彼は部活へ行き、私は地獄のような補習を終わらせ、下駄箱へと足を運んだ。
一緒に帰ろうとは言われたが、あくまでもそれは一方的で約束ではない。彼の部活が終わってなかろうが、私は彼を待つ必要など一切無いのだ。よし、さっさと帰……
｢あ、先輩！｣
……なんかいるなぁ。
｢ちょ、なんでスルーするんですか｣
｢なんでいるんですか｣
｢言ったじゃないですか、早く終わるって｣
｢あれ、そうだっけ｣
｢てか補習長すぎですよ｣
勝手に待っといて文句言うな。
にしても、まさか待ち伏せしているとは。これをされてしまえば、彼は着いてくるのだから一緒に帰ることは逃れられない……
｢先輩、頭はあんまり良くないんですね｣
｢なっ、？別に普通だし、数学が苦手なだけで英語は得意だし｣
｢英語？すごい、僕中間のコ英2点とりましたよ｣
｢……え、2点？｣
｢はい。点数の横に“要面談”って書かれてました｣
けらけらと他人事のように笑う彼。
本当に、掴みどころがあるようでないというか。よくわからない。そして2点はやばい。
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鹿 - グク死ぬほど可愛いですし主人公の性格との相性がやばいです。このお話すごく好きなのでできたら更新お願いします。応援してますね！ (2023年4月5日 3時) (
レス) @page14 id: dcf0035740 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 情緒落ち着かないグクが可愛くて可愛いくて♡ww更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年1月17日 7時) (レス) @page14 id: a2604c88ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：13 | 作成日時：2023年1月8日 0時
